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ディヤルバクルで私服の兵士がPKKに射殺された

2015年09月23日 | 国内
9月24日 ディヤルバクルのシルヴァン地区で、私服で歩いていた特務軍曹が非合法組織クルド労働者党(PKK)のメンバーに射殺されました。

 Hurriyet
25歳の若さで・・・痛ましいですね。


9月23日朝、メフメト・アリ・サラク特務軍曹(25)が、勤務している憲兵隊司令部へ歩いていく途中、射殺されました。サラク軍曹は私服でしたが、PKKは自動ライフルで発砲してきました。軍曹はその場で即死、PKKの戦闘員は逃げ去りました。
サラクさんの遺体は検死のため、シルヴァン国立病院へ運ばれ、攻撃者発見のための作戦が始まりました。

   ・・・私服でも狙われる! テロリストは兵隊さんの顔までチェックしているのでしょうか?


有名なリゾート地ボドゥルムが大洪水。8人負傷

9月22日の夜、エーゲ海のリゾートの町ボドゥルムで、大雨の後、洪水が起こり、8人が負傷し、何十台もの車が流されました。

 Hurriyet

雨は22日の夜から降りはじめ、道路はたちまち通行不能になり、ボドゥルムの主要な通りジュヴァト・シャクル大通りとクムバフチェのデレ通りで、20台の車が流されました。水が溢れた小路に電柱が倒れ、1匹の野良犬が水中で死にました。ビテスとオルタケント・ヤシ界隈では5台の車が流され、AKUT捜索・救助協会が、車の中に11時間閉じ込められていた人を救助しました。ボドゥルムとコナジュクを結ぶ主要な道路は交通止めになりました。

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家具修理店の経営者カミル・イエテルさんは、“死ぬところだった”と言いました。「私が寝ていた作業場に洪水が押し寄せてきました。水が突然、窓を破って、流れ込んできたのです。水はたちまち腰まで来て、私は辛うじて店から逃げ出しました」とイエテルさん。

Hurriyet

ボドゥルム警察の警官と消防隊が警備につき、民営会社のトラクターや重機も救助をサポートしました。負傷した8人はボドゥルム国立病院に運ばれましたが、経過は良好です。


9月24日から犠牲祭が始まる

トルコ、その他多くの国々で、9月24日から、アラビア語で“エイド・アルアドハ”と言われる犠牲祭が始まります。世界中のムスリムが犠牲祭の準備をし、何百万人ものムスリムが今週、サウジアラビアへ巡礼に出かけます。

 Hurriyet

羊、牛、ヤギ、ラクダなど、多くの家畜が犠牲祭の行事として屠られ、その肉はイスラムの伝統に従って貧しい人に分かち与えられます。今年、トルコは、犠牲祭のために、9月19日からの9日間を公休日としました。

公務員は9月21、22日と、23日半日は休暇を取れると首相府が声明書で発表しました。「公的施設で働く者はすべて9月21日、22日と、23日半日は休暇をとれ、行政職員も通常の業務が停滞しない限りで休める」ということです。

多くのトルコ人は家畜を屠り、その肉を貧しい人に配って宗教上の務めを果たしますが、休暇を楽しむために出かける人も大勢います。何百何千の人々が休暇を家族と過ごすために故郷に帰る習慣があります。そのため、交通量が増え、全国で交通事故が多発します。

また、世界中の200万人以上のムスリムが、サウジアラビアへハジ(巡礼)に出発します。巡礼者にとって重要な儀式のひとつは、メッカの大モスクの黒い建物カアバ神殿の周囲をまわることです。人々は神の前に謙虚で平等であるしるしに、物質主義のシンボルを捨てます。

女性たちは化粧や香水を控え、ゆったりした衣服を着て、髪を蔽います。男性は縫い目のない、白いタオル地の衣服を着ます。イスラムでは、健康なムスリムはすべて、少なくとも1度はハジを行うよう求められています。神は唯一であり、ムハムマドは最後の使者であると信じること、日に5回カアバ神殿のほうを向いて祈ること、慈善をなすこと、ラマザン月に断食をすることと並んで、メッカ巡礼は、イスラムの5つの柱の一つとされています。

巡礼には財力と肉体的忍耐力のほか、巡礼ビザが必要です。サウジアラビアは巡礼者の安全を守るために、各国に厳しく定員を定めています。今年の巡礼の主要な日は9月23日で、その日は200万~300万の人々が、アラファトと呼ばれる谷で、肩を接し合って祈りました。アラファトは預言者ムハムマドが1400年前、最後の説教を行い、ムスリムの平等と団結を呼びかけた場所とされています。

また、イスラムでは、預言者アブラハムが息子イスマイルを犠牲として神に捧げようとしたことを記念して、犠牲祭が祝われます。(キリスト教徒とユダヤ教徒は、アブラハムが信仰の証として犠牲に捧げようとしたのは、べつの息子イサアクとしています。)


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