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カラバフ問題の解決なしにはアルメニア国境は開けない

2018年09月15日 | 国内
9月15日 エルドアン大統領は、9月15日、カラバフ問題の解決は、アルメニアとの関係修復には必須条件だと言い、トルコは、アゼルバイジャン地方の占領が終わるまで、アルメニア国境は開かないと強調しました。

 Hurriyet
エルドアン大統領(左)とアゼルバイジャンのアリエフ大統領


エルドアン大統領は「コーカサス・イスラム軍」によるバクー解放100周年を記念するイベントでスピーチし、何百人ものアゼルバイジャン市民が殺された1992年の「コジャリーの虐殺」に言及しました。

「26年前、コジャリーでなにが起こったか。アルメニアは北部カラバフの虐殺をどう説明するのか」と、エルドアン大統領は言いました。「アゼルバイジャンの土地の20%を占領し、100万人のアゼルバイャン人が故郷に帰るのを阻んでいるアルメニアに、トルコが国境を開けることはない」

アゼルバイジャンとアルメニアは、カラバフ地方に関して、いまだに論争中です。カラバフは1991年、アルメニア軍によって、アゼルバイジャンからもぎ取られました。「コジャリーの虐殺」はアルメニアとアゼルバイジャンの戦い中の、最も血なまぐさい、最も論議を呼んでいる事件のひとつと見られています。

アルメニア軍は、ソ連邦崩壊直後の1992年2月26日、大砲や戦車による攻撃で、カラバフのコジャリーの街を接収しました。アゼルバイジャン側の数字によると、2時間の攻撃で、女性116人、子供63人を含む613人のアゼルバイジャン市民が殺され、487人が重傷を負いました。

1918年9月15日、バクーは、アゼルバイジャン兵とトルコ兵からなる「コーカサス・イスラム軍」によって解放されました。


第3空港オープンを前に、作業員らが抗議活動

イスタンブルの新空港の建設作業員たちが、9月14日、抗議活動を行ったため、会社幹部は彼らと話し合うと言っています。

Hurriyet

デミルオレン・ニュースによると、治安部隊が、労働条件を不満として抗議活動を行った何百人もの作業員に催涙ガスを使ったそうです。空港は来月オープン予定です。

新空港を建設している会社IGAのCEOカドリ・サムスンル氏は、抗議活動後、声明を出し、会社幹部が作業員たちと話し合うと発表しました。IGAの声明によると、9月14日朝、作業員を建設現場に運ぶシャトルバスが遅れたため、作業員らは雨の中で待たなければならなかったので、彼らは腹を立てているのだということです。

サムスンル氏は作業員の代表たちと会い、問題を解決する道を見つけると、声明は言っています。

・・・いずれにしろ、来月には第3空港がオープンするのでしょうね。


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