トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

チャウシュオール外相がエリザベス女王と安倍元首相の葬儀に出席する

2022年09月15日 | 国際
9月15日 メヴリュト・チャヴシュオール・トルコ外相が、9月19日の英国のエリザベス女王の葬儀に、トルコを代表して出席すると発表しました。

Hurriyet

「私は月曜、英国の首都ロンドンを訪れ、トルコの代表として、女王陛下の葬儀に出席します」と、9月14日、チャウシュオール外相は言いました。

エリザベスⅡ世女王は1952年に戴冠されてから70年、女王位にあり、9月8日、96歳でバルモラル城で崩御されました。葬儀には、世界の国家元首を含む2000人の人々が出席すると思われます。

チャウシュオール外相はロンドンからニューヨークに飛び、9月20日から26日に行われる第77回国連総会のセッションに参加すると言いました。

トルコ外相の次の目的地は東京になります。外相は、7月に暗殺された日本の安倍晋三元首相の葬儀に出席すると語りました。


「新漁期にはカツオが増え、小イワシが減るだろう」専門家

この10年間、漁獲高は30%減っていますが、新漁期にはカツオが多く獲れ、小イワシは減るだろうと、専門家は予想しています。

Hurriyet

全国の70%を占める黒海岸の漁師たちは、新漁期に入って、5か月ぶりに海に出ました。「おそらく今年は何年ぶりかのカツオの豊漁になるでしょう」と、魚介養殖協同組合のエルドアン・カルタル会長は言いました。「8月初めから、黒海地方にカツオが来ています」

「カツオの値段は1キロ70~80リラ(3.8~4.3ドル)まで下がるでしょう」とカルタル会長は言いました。「もう少し寒くくなると、カツオの値は25~30リラ(1.6ドル)まで下がるでしょう」

一方、漁業関係者によると、「秋にトルコの海にやってくる小イワシは、近年、ジョージアに移動しはじめている」そうです。カルタル会長は、マルマラ海の漁師たちに、「小イワシを小さいうちに獲らないよう、何十通も請願書を書きました」と言いました。「黒海では、11月まで、小イワシはあまり獲れないでしょう」

「新しい漁期には、魚の品種は少し増えますが、天候のために、大漁は難しいでしょう」とカルタル会長は言いました。イスタンブル大学のサアデット・カラクラク教授は、「漁期は9月1日から始まりましたが、この2週間、魚はあまり獲れませんでした」と言いました。「この10年間で漁獲高は30%減っています」

カラクラク教授によると、「その理由は、気候変動だけでなく、獲り過ぎや、海洋汚染、侵入種、不法漁獲などが挙げられます。これらの原因がなくならければ、漁獲高が増えることはないでしょう」ということです。

教授はまた,トルコの海の酸素レベルが減少したため、海の生物が生きにくくなり、他へ移動したことも指摘しました。メカジキや、マグロ、アジが黒海やマルマラ海で獲れなくなってきたのも、酸素レベルの減少が原因だそうです。


   「ときどきダイアリー」ヘ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする