「ロシアも穀物輸出を始めるべきだ」エルドアン大統領

９月９日　エルドアン大統領は、９月８日、ロシアもウクライナのように穀物の輸出を始められるはずだと言い、ウクライナの穀物は貧しい国々へ届いていないというプーチン大統領の言い分は正しいと言いました。

　Hurriyet

「ロシアからの穀物輸出はまだ始まっていない。プーチン大統領の主張が正しいことがひとつある。穀物輸出船の穀物が、貧しい国でなく、豊かな国へ行っているということだ」と、エルドアン大統領は、クロアチアのゾラン・ミラノヴィッチ大統領との共同記者会見で言いました。

プーチン大統領は、ウクライナ戦争のためにロシアに制裁を科している国々に穀物が輸出されていることを不愉快に思っていると、エルドアン大統領は付言しました。トルコはロシアの穀物輸出が再開され、その穀物が貧しい国々へ送られることを望んでいると、エルドアン大統領は言いました。

エルドアン大統領はまた、９月１５・１６日、サマルカンドで行われる上海協力機構のサミットの際に、プーチン大統領と、この問題について話し合うと言いました。

ロシアとウクライナは、７月２２日、世界の食糧危機を回避するために、穀物の大輸出国であるウクライナの穀物輸出を再開するという協定に、国連とトルコとともに署名しました。ウクライナとロシア当局は、トルコと国連とともに、８月１日、イスタンブルの調整センターで活動を開始しました。

ロシアとウクライナが署名した協定は１２０日間有効で、当事国の反対がなければ、延長もできます。ウクライナは今年末までに、２５００万トンの穀物を世界に輸出する計画です。

PＹＤ/ＹＰＧのテロリストがイスタンブル空港で捕まった

ＰＫＫのシリア分派であるＰＹＤ／ＹＰＧの女性テロリストが、イスタンブル空港で捕まりました。彼女はシリアとイラクのＰＫＫのキャンプで訓練を受けた後、トルコにやってきました。

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テロリストＡ．Ｏ．はイスタンブル空港の２つのチェックポイントを通過しましたが、指紋によって身元が判明し、警察に拘束されました。イスタンブル警察の対テロ部の審問を受けた後、彼女は逮捕され、刑務所に送られました。対テロ・チームは、ＰＫＫのキャンプで訓練を受けたＡ．Ｏ．がイスタンブルに到着し、空路でアダナに行く予定だという情報を得て、作戦を開始しました。

Ａ．Ｏ．は私服で、メイクをほどこし、ブローしたヘアスタイルでしたが、彼女の電話には、迷彩服を着た彼女の寫眞や、組織の記録が入っていたため、電話は詳細に調べられました。

エルドアン大統領は、７月６日、ＰＹＤ／ＹＰＧグループが、トルコの揺るぎない努力の結果、テロリスト組織としてＮＡＴＯの正式記録に入ったと語りました。

トルコの３５年余にわたるテロ作戦の間に、ＰＫＫは、女性、子供，嬰児を含む４０，０００人の人々の死に関与してきました。ＰＫＫはトルコ、アメリカ、ＥＵがテロリスト組織と認定しています。

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