ウイルス対策強化のために地方チームが結成される

８月１７日　コロナ拡大を阻止する対策の実施を強化するために、トルコは「近隣検査チーム」を設けると、内務省が、全国８１県の知事室に送った指令書で発表しました。

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検査チームは、国立の施設や地方行政官、学校長、教師、宗教職、アパートの管理者など、法の執行者たちでつくられます。内務省の指令書には、隔離下にあるべき人々が、隔離のルールにきちんと従っていることを確認するために、電子機器使用を含め、あらゆる必要な対策がとられると記されています。

検査チームは「地方パンデミック検査センター」の下に働きます。ある数県では、６５歳以上の人々に、外出制限、公共交通機関の使用、イベント出席などの行動について制限が導入されます、シワス、バトマン、ブルサ、シャンルウルファ、カイセリ、クルクカレの諸県では、高齢者は１日の定められた時間のみ、外出が許されます。

また、ある県では、６５歳以上の人々は、決められた時間帯に公共交通機関を使うことを許されますが、結婚式のような人の多いイベントに出席することや、市場やショッピングセンターに行くことは禁じられます。

教育相が学校再開に関して国民の責任感を促した

ジヤ・セルチュク教育相が、コロナ・パンデミックの中で、９月の新学期に学校が再開し、子供たちが何か月間ものステイホームの後、教室で顔を合わせるとき、責任感を持つように国民に促しました。

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「９月２１日、教室での授業を始めることには、皆さんの責任がかかっています。子供たちが休み時間に、からだに触れないで遊ぶことができるか、私たちは賭けを選びました」と、教育相は昨日、ツイッターに書きました。

セルチュク教育相は、以前、公立校は８月３１日、オンライン授業を始め、９月２１日までに徐々に教室の授業に戻ると発表しました。私立校は８月１７日に始まると、教育相は８月１２日に言いました。「私はこれを大臣としてでなく、一教師として書いています」と教育相は昨日ツイートし、「私は子供たちが物理的に学校に戻ることを願っています」と付言しました。

「教育は子供たちの呼吸や笑い声を聞き、子供たちの肩をたたき、ともに楽しむことによって行われるべきものです。オンラインではそれができません」と、セルチュク教育相は言い、また、コロナウイルスに対する警戒も呼びかけました。「教育省が学校を再開できるように、どうぞマスクを着用し、物理的距離を維持してください」

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スメラ修道院に１６日間で４５０００人が訪れた

８月１６日　黒海地方トラブゾン県マチカ地区にあるスメラ修道院が、７月２８日、再オープンして以来、国内外のツーリスト約４５０００人が、修道院を訪れました。１６日間に、１日平均約２８００人が訪れたことになります。

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ユネスコの世界遺産の暫定リストに登録されているスメラ修道院は、トルコで最も人気のある観光名所のひとつです。「聖母マリア修道院」として知られているスメラ修道院は、岩石落下の危険のため、２０１５年、閉鎖されました。

２０１９年５月、文化観光省主導の修復作業の第１段階が終わり、修道院の中庭が公開されました。修復には１１０万リラ（１５０万ドル）かかりました。今年７月２８日、修道院の６５％をカバーする修復の第２段階が終わり、エルドアン大統領がビデオで、礼拝のために修道院が再オープンされたことを発表しました。修復の過程で、およそ１１００トンの岩石が除去されたと、地元当局がアナドル通信に語りました。

修復の残り３５％の第３段階は、２０２１年７月１日までに終わる予定です。第２、第３段階のコストは４４００万リラ（６００万ドル）になると推定されます。修復終了後、トルコはこの修道院を世界遺産に入れるようユネスコに申請するでしょう。

「トルコは東地中海やリビヤでの権利を完全に守る」エルドアン大統領

トルコは東地中海、リビヤ、エーゲ海におけるトルコの権利を守ることに力を注いでいると、８月１５日、エルドアン大統領が言いました。

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トルコはシリアと北イラクのテロリスト・グループを阻止することにも、力点を置いていると、エルドアン大統領は、黒海岸のリゼで、大衆と公正発展党（AKP)の党員に語りました。「わが国はテロリスト・グループに対し、歴史上、最も有効で、大々的な作戦を行っている」と、エルドアン大統領は言いました。

２０１６年以来、トルコは、北シリアと北イラクのテロリストＹＰＧ/ＰＫＫを撲滅するために越境作戦を行ってきました。彼らはトルコを攻撃し、テロ地帯を設けようとしています。

ＰＫＫは３０年余にわたるトルコに対するテロで、女性、子供、嬰児を含む約４万人の人々を殺害しています。ＰＫＫはトルコ、アメリカ、ＥＵにテロ組織と認定されています。ＹＰＧはＰＫＫのシリア分派です。

「わが国はいま、あらゆる分野で、わが国の権利と利益を守ることに集中しています」と、大統領は言いました。「トルコはまた、コロナウイルスのパンデミックと戦いながら、トルコ経済の強化にも努めています」

トルコはパレスチナ、イエメン、シリア、ロヒンギャが抑圧されているミャンマーのラカイン国家、リビヤなど、抑圧された地域にとって、希望の源になったと、エルドアン大統領は言いました。

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