トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコに住むシリア人たちが、ラマザン明けの祭のために一時帰国

2019年05月22日 | 国際
5月22日 この3日間で、1500人のシリア人が、イスラムの祭エイド・アルフィトルを故国シリアで祝うために、南東部キリス県のオンジュプナル国境ゲートを通って帰国しました。

 Hurriyet

国境に、大きな荷物を持ったシリア人家族が長い列をつくりました。キリス公共保険センターでワクチン接種を受けていなかった0歳から15歳までの子供は、出国時にワクチン接種を受けました。この一時帰国のためには、トルコ当局の指示に従って、予約が必要です。シリア人のトルコ帰国は、6月10日午前8時から始まり、11月1日午後5時までつづきます。

ムスリムは断食月ラマザンの終りをエイド・アルフィトルとして祝います。今年は6月4日から6日の3日間が休日となります。2011年に紛争が始まって以来、360万人以上のシリア人がトルコに逃げ込み、その大半は大都市に、一部はキャンプに暮らしています。


イマムオール氏がイスタンブル市長復帰に向けキャンペーン開始

最大野党・共和人民党(CHP)のイスタンブル市長候補エクレム・イマムオール氏が、市長選に向けキャンペーンを開始し、イスタンブルの財源の浪費をなくし、市民のために使うことを約束しました。

Hurriyet

CHPのイマムオール氏は、3月31日、トルコ最大の都市であり、経済の中心であるイスタンブルの市長選で勝利を宣言しましたが、5月6日、彼の市長証明書は最高選挙協議会(YSK)によって取り消されました。イマムオール氏は昨日、新たに市長選キャンペーンを開始し、公正発展党(AKP)を市の財源を浪費してきたと非難しました。

「われわれは、ひと握りの人々のみを利する浪費システムを終わらせる」と彼は言いました。会計監査院によると、2014年から2019年のイスタンブル市の負債は、60億リラから275億リラになり、4.5倍に増えたと、イマムオール候補は言いました。「市の財政赤字は5年間で2億1600万リラから40億リラになり、20倍に増えた」

「8000万リラが市のウエブサイトのために使われた」とイマムオール氏は言い、わが国の全市のウエブサイトはこの金額でまにあうと主張しました。「実現されないプロジェクトやアイディアに、2億6600万リラがあてられている」

「われわれは流れを変え、財源を市民のために使う」と、彼は言いました。イマムオール氏は短い市長在職中、イスタンブル市民が、年間、540リラ節約できる水道料金の値下げを提案しています。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする