トルコのトピックス

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「イスタンブルの再投票は最善の対策だ」エルドアン大統領

2019年05月07日 | 国内
5月9日 エルドアン大統領が、5月7日、イスタンブルの再選挙命令は、わが国にとって最善の対策だと歓迎の意を示しました。

 Hurriyet

「われわれはこの決定を、民主主義と法の枠内で問題を解決する最善の対策と考える」と、エルドアン大統領は、公正発展党(AKP)の国会議員団の会合で言いました。最高選挙協議会が3月31日の投票結果を取り消した翌日、エルドアン大統領はこの発言をしました。31日の選挙では、最大野党・共和人民党(CHP)のエクレム・イマムオール氏が僅差でAKPに勝利しました

エルドアン大統領は、5月7日、投票時の“組織された犯罪”と“重大な汚職”について語りました。「われわれが提示した記録は、論議の余地なく確かで、具体的な証拠に基づいている」と大統領は言いました。「われわれは組織された汚職と違反があったと信じている」

エルドアン大統領はまた、「イスタンブルのやりなおし選挙には、“国民同盟”の市長候補として、ビナリ・ユルドゥルム氏が立候補する。6月23日までの市長の職務は、アリ・イエルリカヤ・イスタンブル知事が代行する」と言いました。


CHPはYSKの決定を非難したが、再選挙のボイコットはしない

トルコ最大野党・共和人民党(CHP)は、イスタンブル市長に選ばれたエクレム・イマムオール氏の勝利を取り消した選挙協議会(YSK)を激しく非難した後、6月のイスタンブル市長の再選挙で、ふたたび勝利すると誓いました。

 Hurriyet

CHPは“トルコの民主主義を救うために、トルコの民主主義者の団結”を呼びかけました。「今から、エクレム・イマムオールは共和人民党の候補者にとどまらず、イスタンブル1600万人の市民の候補者です。イスタンブルの心ある人々は、6月23日、歴史を書き変えるでしょう」と、CHPのケマル・クルチュダルオール党首は、5月7日、同党議員団の会合で言いました。

最高選挙協議会がイスタンブルの投票の取り消しを決め、6月23日を再選挙の日と発表した翌日、クルチュダルオール議長は、イマムオール氏もまじえて、同党の会合を招集しました。CHPの会議は、民主主義と自由のための公式声明によって、6月23日の選挙をボイコットしないと決めたことを発表しました。

「わが党の歴史には、法、正義、クリーンな政治、経済的安定を、個人の野望やワンマンへの恐怖のために犠牲にした例はない」と声明は言っています。イスタンブルの選挙に関するYSKの決定は、民主主義の基本的理念をぶち壊したと声明は力説し、CHPは、トルコ共和国建設者の党として、民主主義の侵害に対して戦うと誓いました。

もし汚職が投票場の審議会内部で見つかったら、2016年の憲法国民投票も、2018年の大統領選も、取り消されるはずだと、CHPは言い、YSKにイスタンブル39区の投票も無効にするよう求めました。


トルコの赤新月社が北シリアの人々に“イフタル”をプレゼント

トルコの赤新月社(イスラム圏の赤十字)が、5月6日、北シリアの反体制派が支配しているイドリブで、ラマザン明けの食事“イフタル”を提供しました。

 Hurriyet


赤新月社のシリア・コーディネーター、ファティフ・キョクジャンさんによると、人道主義組織「赤新月社」は、イドリブの7000人以上の民間人に、毎日食事をサービスし、また、15の孤児院、6か所の難民キャンプにイフタルを届けています。

「紛争地帯から逃れて、国境近くに集まっている難民たちにも、イフタルを提供します」とキョクジャンさんは言いました。彼らメンバーたちも、アルアルディヤ孤児院でいっしょに食事をとりました。


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選挙協議会がイスタンブルの再選挙を決定した

2019年05月07日 | 国内
5月8日 最高選挙協議会(YSK)が、公正発展党(AKP)が提出した訴えを討議した結果、野党候補エクレム・イマムオール氏がイスタンブル市長選に勝利した36日後の5月6日、イスタンブルの地方選のやりなおしを発表しました。

 Hurriyet


YSKは、イスタンブルの“やりなおし選挙”は、6月23日に行われると発表しました。協議会のメンバーは、イスタンブルの地方選に対するAKPの反対を、賛成7票、反対4票で受け入れました。YSKによると、何人かの役人と選挙スタッフが立ち会ったそうです。イマムオール氏の市長証明書は協議会によって取り消されました。

YSKは、5月6日、イスタンブルの選挙団体の管理下で行われた選挙の結果を査定するために、サディ・ギュヴェン議長の司会で会議を開催しました。

共和人民党(CHP)のイマムオール候補とAKPのビナリ・ユルドゥルム候補の票差は、14000票以下でした。最大野党CHPのイマムオール氏は、4月17日、市長の権限が与えられてから、市長としての仕事を始めていました。

AKPとMHP(愛国者運動党)は約4万人の不適格な投票者が投票し、また多くの投票所の職員が違反行為をしたと主張しました。


イマムオール氏がイスタンブルの再選挙決定を非難

共和人民党のイマムオール氏が、最高選挙協議会(YSK)のイスタンブルの再選挙決定を非難しました。

 Hurriyet

イマムオール氏は3月31日の地方選挙で、イスタンブル市長選に勝利しましたが、彼の市長証明書は、5月6日、選挙協議会によって取り消されました。

イマムオール氏はイスタンブルのあるイベントで、「私はケマル・クルチュダルオール党首に会い、“最も正しい”決定をすると語りました。

YSKは5月6日、6月23日に、やりなおし選挙が行われると発表しました。YSKのメンバーは、賛成7票、反対4票で、選挙結果に対するAKPの反対を受け入れました。


「トルコはNATOに同盟国としての行動を期待する」エルドアン大統領

エルドアン大統領がNATOの会合で、テロリズムに対するトルコの戦に同盟国の支援を期待すると、くり返し言いました。

 Sabah
5月6日、アンカラで行われたNATOの会議{地中海対話」でのNATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長(右端)とトルコのメヴリュト・チャウシュオール外相(左端)とエルドアン大統領


トルコがNATOに唯一期待するのは、NATOがわが国の真の同盟国として行動することだと、エルドアン大統領は言いました。アンカラで行われたNATOの会合で、エルドアン大統領は、トルコが現在、テロと戦っていることを強調し、NATOの支援を期待するとくり返し、NATOは同盟の精神である基本理念を守るべきだと言いました。

エルドアン大統領は、トルコは多くのテロ組織と戦いつづけてきたと力説しました。大統領は、シリアでISILと戦ったトルコの「ユーフラテスの盾作戦」について聴衆に説明し、トルコは、テロ組織と接近戦で戦っている唯一のNATO加盟国になってしまったと言いました。

トルコは北シリアで2つの軍事作戦「オリーブの枝作戦」と「ユーフラテスの盾作戦」を行ないました。前者はトルコ国境からISテロリストを一掃するためであり、後者は、PKKと提携している国民防衛隊(YPG)の、北シリアに自治区を設立する究極の計画を妨害するためです。


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伝統の春の祭フドレレス

2019年05月07日 | 国内
5月7日 5月5日の夜、伝統的な春の祭フドレレスが、イスラムの聖月ラマザンの始まりとともに、トルコ全国で祝われました。

 Hurriyet
木の枝に願いごとを書いた紙を下げる人たち。日本の七夕みたいですね。


フドレレスの祭の中心地エディルネでは、大勢の人々が願いごとを書いた紙片をトゥンジャ川に投げました。アンタリヤでは、フドレレス祭の行事として、人々は紙や、小石や、オリーブの枝を海に投げ、健康、仕事運、金運、恋の成就など願いました。

イスタンブル・アフルカプ界隈のフドレレスのイベントは、近年、内外のツーリストの人気を呼んでいましたが、治安上、中止され、かわりに人々は市のアジア側カドキョイのヨーウルトチュ公園に集まりました。

フドレレスの伝統は、トルコ文化省の申請によって、2017年、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。伝承では、フドレレスの夜、1年に1度、預言者フズルが、海と水を司るイリヤスと地上で出会うと言われています。

フドレレスの祝祭は、中央アジアから東欧までの広い地域で、さまざまな形で行われ、踊りや音楽、食物、飲物などで賑やかに祝われます。そのルーツは、イスラム以前のキリスト教に由来すると思われます。多くの地域では5月6日にフドレレスを祝いますが、バルカンのキリスト教徒は、4月23日の聖ジョージの日に祝います。

トルコでは、フドレレスは、ロマ(ジプシー)とアレヴィ教徒のコミュニティで、とくに重要な祭りとされています。

・・・私もイスタンブルで、何度かフドレレスの祭を見ましたよ。食物の屋台が出て、ロマの人たちの踊りや音楽で盛り上がって、とっても楽しかったですよ。アフルカプでのお祭り中止は残念です。


トルコは東地中海におけるトルコ・キプロスの利益を守る

東地中海のトルコの掘削活動に対するアメリカの声明は“事実にそぐわない”と、トルコ外務省が反論しました。「わが国は、わが国の大陸棚の認可エリアで、掘削船による探査活動をつづける」と、5月6日、トルコ外務省が声明で言いました。

 Hurriyet

「ギリシャ・キプロスが炭化水素資源の政策決定プロセスに、島の平等のパートナーであるトルコ・キプロスを参加させない限り、また、一方的な炭化水素探査活動を止めない限り、トルコは、トルコ・キプロスの大陸棚を守りつづける」と、トルコ外務省は付言しています。

トルコは2004年以来、東地中海の大陸棚に対する考えを明確に示してきたと、トルコ外務省は言っています。トルコ外務省は、ギリシャ・キプロスが近隣諸国と結んでいる排他的経済ゾーン協定に関するトルコの立場に触れ、これら契約はトルコ・キプロスにとっては有効ではないと力説しています。

トルコはこの地域のトルコの大陸棚を宣言し、国連に登録すると言っています。「この地域の関連諸国間の、国際法に基づいた、平等な規制協定はまだ結ばれていない」と声明は言っています。

アメリカ国務省のモーガン・オータガス報道官は、5月5日、「キプロス共和国が排他的経済ゾーンを主張するエリアで、トルコが掘削作業を始めると発表したことを、アメリカは深く懸念している」と言いました。「トルコの出かたは非常に挑発的で、この地域の緊張が高まる危険がある。わが国はトルコ当局に、この作業を止めるよう促し、すべての国が自制的に行動するよう勧告する」

アメリカの声明は、トルコのチャウシュオール外相が「わが国はこの地域での掘削を始める」と言った後に出されました。トルコ側とギリシャ・キプロス政府は、天然ガスが豊かにあると思われる東地中海の沖合の石油と天然ガスの探査で、互いに正当性を主張しています。


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