日曜日、同僚と『レ・ミゼラブル』のミュージカルをサンフランシスコ Orpheum Theater で観た。20代の頃ニューヨークでブロードウェイミュージカルにハマって以来、いつか観たいと思っていた Les Miserables(レ・ミゼラブル)、長年の思いかなってようやく!
この作品はフランスの作家ヴィクトル・ユーゴーが1862年に書いたもの。19世紀の激動のフランスが舞台。一片のパンを盗んだ罪で投獄される哀れな男ジャン・バルジャンが司教に会い改心するくだりはよく知られているものの、それはほんの序章にすぎない。実際は、当時の未熟で不安定な社会制度のために苦痛を強いられ生きる民衆達と、ジャン・バルジャンのその後の生涯を描いたとてつもなく壮大な物語。
全編本当にどうしようもなく悲しいのだけど、でも、なんだろう、ミュージカルで観ると、希望に満ちた人間讃歌のようにもみえる。それはきっとミュージカルならではの音楽のおかげ。テーマ曲はどれもすばらしくて、有名な "I dreamed a dream" や "On my own"を生で聴けて本当に心が震えました。
すり鉢状の劇場いっぱいに、役者さんから発せられる歌声があふれると、あぁやっぱりミュージカルが好きだと思う。人の声はどうしてこんなにも力強く、胸に、耳に、心にガンガン響くのだろうか。それを彩る生オーケストラの演奏。役者の演技とステージ下に何十人といるオーケストラ奏者の伴奏が寸分のくるいもなく重なっていくさまを見て、これは究極のエンターテイメントだと改めて思う。
そして、最後の "The People's Song" で民衆が力強くマーチングする場面にはもう拍手喝采。泣けました。
もう一度観たい。
ニューヨークではもうやっていないから、サンフランシスコのツアーが終わってしまったら次にこのお芝居を見られるのはいつだろうか。またいつか観られますように!
この作品はフランスの作家ヴィクトル・ユーゴーが1862年に書いたもの。19世紀の激動のフランスが舞台。一片のパンを盗んだ罪で投獄される哀れな男ジャン・バルジャンが司教に会い改心するくだりはよく知られているものの、それはほんの序章にすぎない。実際は、当時の未熟で不安定な社会制度のために苦痛を強いられ生きる民衆達と、ジャン・バルジャンのその後の生涯を描いたとてつもなく壮大な物語。
全編本当にどうしようもなく悲しいのだけど、でも、なんだろう、ミュージカルで観ると、希望に満ちた人間讃歌のようにもみえる。それはきっとミュージカルならではの音楽のおかげ。テーマ曲はどれもすばらしくて、有名な "I dreamed a dream" や "On my own"を生で聴けて本当に心が震えました。
すり鉢状の劇場いっぱいに、役者さんから発せられる歌声があふれると、あぁやっぱりミュージカルが好きだと思う。人の声はどうしてこんなにも力強く、胸に、耳に、心にガンガン響くのだろうか。それを彩る生オーケストラの演奏。役者の演技とステージ下に何十人といるオーケストラ奏者の伴奏が寸分のくるいもなく重なっていくさまを見て、これは究極のエンターテイメントだと改めて思う。
そして、最後の "The People's Song" で民衆が力強くマーチングする場面にはもう拍手喝采。泣けました。
もう一度観たい。
ニューヨークではもうやっていないから、サンフランシスコのツアーが終わってしまったら次にこのお芝居を見られるのはいつだろうか。またいつか観られますように!
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