Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

理解することをあきらめない

2012-01-08 09:19:56 | 本/心に残ったコトバ
これはちょっと前までエクスプロラトリアムのフロアに掲げられていたフランク・オッペンハイマーの言葉。フロアの様子も日々変わっているので、今はもう誰かが取り払ったのか別の場所に保管されたのか、とにかく見当たらなくなったので忘れないうちにメモとしてアップしておこうと思いました。



私たちをとりかこむこの世界をきちんと理解すること。また、理解しようとすることの大切さをうたっています。

『エクスプロラトリアムの本質は、一般の人々に「自分たちの世界を理解できる」と感じてもらうこと。いま、たくさんの人々が、自分をとりかこむこの世界のふしぎを、理解することなしにあきらめてしまっているように思います(あるいは無関心か)。それをあきらめてしまっていたら、きっと社会や政治の世界も理解する努力をせずにあきらめてしまうでしょう。世界は絶え間なく変わり続けているのに、もし、ものごとを理解することをやめてしまったら、私たちはみな沈没してしまうことでしょう。』
エクスプロラトリアム創始者 
フランクオッペンハイマー 
(これは意訳ね)

今年の目標というか、心がけていることは「理解することをあきらめない」です。人間というのは、なんだかよく分かりにくいものや、自分の理解のキャパを超えるものには知らず知らずのうちにフタをしたり、目を背けているもの。自分の理解できる、分かりやすい(=ここちよい)世界に身を置いているほうが、ラクですから。私も、自分の興味関心の範疇以外のことには「鈍感」だったり「無関心」だったり。でもこれからはもっと範疇を広げようと思います。ほんとに、身のまわりのサイエンスはもとより、アメリカ社会、そして知っているようで何も語れない自分の国のこと(!)、世界の歴史や日本文化のことに関してもっとよく分かりたいと思います。

なぜって、、、分かりたいからさ!

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