同僚とふたりで担当しているのがフロアにある Cabinet of Curiosities のキュレーション。"Cabinet of Curiosities"、名前が好きだなぁ。Curiosities(好奇心)のキャビネット、だもの。いわば、好奇心をくすぐる展覧会が棚のなかでくりひろげられてるのだ。
遠目で見るとこんな感じ。なんてことのない棚だ。
近くに寄ってみると、お菓子のスニッカーズの空き袋でつくったドレスに空き缶のプルタブでつくったネックレス。右の写真はオートマタ巨匠のポールスプーナーの作品。もし私が初めてこの棚の中身をみるお客さんだとしたら、ひとつひとつを見て「えー、なにこれ、すごいー!」とうなってしまうようなものばかりを陳列している(つもり)。
このキャビネットの中身はたえず変わっていくので、キュレーションの仕事は常に発生する。キャビネットのなかにはデジタルフレームもあって、陳列している作品のコンテクストというか付加的情報を提供する役割をしていて、ときにはそのデジタルコンテンツをつくるところからが仕事になる。
キュレーションというとモノの配置を考えて並べ替えて、、、というだけに聞こえるのだが、実際にやってみると、あぁここにモニターが必要、あぁそれなら撮影しないと、あぁあのアーティストに許可とらないと、そして編集しないと、、、というほんとにゼロから始まって、さらにライトのこと、電気の配線など手間がかかる。ディスプレイに使う小道具のひとつひとつの調達、はたまた制作(例えばフレームや、ボード、カードホルダーなどはつくる)も。
毎日フロアでお客さんが Cabinet of Curiosities の前で立ち止まってじーーっとビデオを見入っている姿を見られることが救いです。私のエンジンとなってくれています。今日も、今まであまり話したことないようなスタッフの1人が「私このキャビネットみるの大好きなのー」とすごく楽しそうに言うのを聞いて、元気でました。
自分のしごとの先にはそれを受け取る誰かが必ずいるんだなぁ、そう改めて思った出来事でした。
遠目で見るとこんな感じ。なんてことのない棚だ。
近くに寄ってみると、お菓子のスニッカーズの空き袋でつくったドレスに空き缶のプルタブでつくったネックレス。右の写真はオートマタ巨匠のポールスプーナーの作品。もし私が初めてこの棚の中身をみるお客さんだとしたら、ひとつひとつを見て「えー、なにこれ、すごいー!」とうなってしまうようなものばかりを陳列している(つもり)。
このキャビネットの中身はたえず変わっていくので、キュレーションの仕事は常に発生する。キャビネットのなかにはデジタルフレームもあって、陳列している作品のコンテクストというか付加的情報を提供する役割をしていて、ときにはそのデジタルコンテンツをつくるところからが仕事になる。
キュレーションというとモノの配置を考えて並べ替えて、、、というだけに聞こえるのだが、実際にやってみると、あぁここにモニターが必要、あぁそれなら撮影しないと、あぁあのアーティストに許可とらないと、そして編集しないと、、、というほんとにゼロから始まって、さらにライトのこと、電気の配線など手間がかかる。ディスプレイに使う小道具のひとつひとつの調達、はたまた制作(例えばフレームや、ボード、カードホルダーなどはつくる)も。
毎日フロアでお客さんが Cabinet of Curiosities の前で立ち止まってじーーっとビデオを見入っている姿を見られることが救いです。私のエンジンとなってくれています。今日も、今まであまり話したことないようなスタッフの1人が「私このキャビネットみるの大好きなのー」とすごく楽しそうに言うのを聞いて、元気でました。
自分のしごとの先にはそれを受け取る誰かが必ずいるんだなぁ、そう改めて思った出来事でした。