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Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

6歳の思い出

2007-12-25 23:20:17 | 日常
小学校1年生の時、私はクリスマスに「ワンワン!」と吼える犬のおもちゃ(ぬいぐるみ)がほしかったのでした。
でも、そういうもの(→仕組みのわからない下世話なおもちゃ)を買ってもらえない家庭で育ったので、子ども心にもそれを「ほしい」と思っていることを両親に知られるのがイヤでした。
だからいつも、お願いごとは心の中でつぶやくのみ。

クリスマスが近くなって、
「ほら、何がほしいのかサンタさんに言ってごらん」
母は、住んでいた団地の窓を開け、一緒に空に向かいながらそういいました。
親としては、娘の希望を探る作戦だったのかもしれないのですが、それでも母親が横にいると声に出して言えず、無言で空を見つめてお願いしてました。
だって、声に出したら「そんなくだらないものお願いするんじゃないの」って怒られそうな気がしてたのです。
あくまでも自分が欲しいとは言っていないが
「あ、サンタさんにこんなのもらっちゃったよ!」
っていうシチュエーションを望んでいたのでした。

だから、こども心に「これはお母さんに内緒の心の中のお願い、サンタさん!テレパシーで聞いてね!」って念じながら。

プレゼントが置かれるのはいつも25日の朝。
毎年「今日こそは起きていてサンタさんの姿をつきとめるぞ」って思ってても、いつも必ず寝入ってしまう。前日そこになかったものが、寝て起きたらそこに置いてあるというのは、私にとってはクリスマスの魔法みたいでいつもワクワクしたものです。

そして、その年のクリスマスの日もプレゼントは置いてありました。
しかし、包みを見てすぐにわかりました。
サイズからして「これはワンワンと吼える犬じゃない、、、」


しょぼーーーん。


「サンタさんへのお願いは声に出して言わなければ通じないんだわ」
ほんと、純粋に声に出して言わなかった自分のことを反省したのでした。
(笑っちゃう)

気を取り直してプレゼントを開けると、赤い腕時計。
犬って言ったのに、どうして時計なのかしら。
そう思ったものの、でも、それはそれで素敵なプレゼントでした。
「もう小学校にあがったのだからおもちゃのぬいぐるみは卒業するんだよ」
そんなふうにサンタさんに言われたような気がして、少しお姉ちゃんになったようなきがしたっけ。それから毎日その腕時計をしてました。


そんなクリスマスの思い出。
えぇ、何のオチもないですよ。
ただ思い出したので。