goo blog サービス終了のお知らせ 

上砂理佳のうぐいす日記

阪神百貨店の女流版画家5人展無事終了。多くの方にご高覧いただきました。ありがとうございました★

びゅ~てぃほ~♪と言われても

2006-05-23 | 05-06 コンペとショー
ランビエールは「ヘソ出し」ではありませんでした。青い袖で胴は黒の衣装。

♪ゆあびゅ~てぃ~ほ~♪です。アレです。最早ランビエールと♪びゅてぃほ~♪はワンセットとなって、日本の観客にインプットされているのです(そーでもないか)。
GPFのEXで、この曲のイントロが流れた時、「あ~あの曲だ~CMで聞いたことあるよ~」と嬉しくなりました。まだ日本ではドラマに使われてなかったよね。この後、J・ブラント大ブレイクだったんだよね。欧州では、一足お先に火がついていたのかな。そういう目のつけ方も上手いし、ランビの「スタッフ力」も素晴しい。
でも、何よりランビエールが「体で歌う」ところが、もう「シアワセ~♪」状態。
そりゃね。かわゆいランビに「びゅてぃほ~♪びゅてぃほ~♪」と言われたら、「はっははーのはー」笑いが止まらん(笑)。
いや、ステファンは結構「濃ゆい」人なので、至近距離だと暑苦しいのかもしれんが。氷の上と観客席は、愛を語るのに丁度良い距離感だ(勝手に思い込む)。
コーナーのお客さんに「ほ~れほれ~」と近寄り投げキッス。「きゃー!」と湧くと、いったん帰るフリをして素早くリターン。も一度「ほ~れほれ~」「きゃー!」…というやり取りは、GPFと同じパターン(笑)。
憎い、憎い奴め。村のカウベル少年の癖して、このジゴロめ。
こんな奴、あっち行け。えーい。蹴り倒そうとしてもやはり可愛い奴。
「誰も知らない」を見てくすんくすんと泣いていた…というエピソードも憎い。
転倒もポンポンする癖に「ここぞ」で4-3-2を跳ぶ所も憎い。
足が長く見えない「もんぺ型ずぼん」愛用癖も憎い。
ヤグもプルもジョニーもジュベも「みんな好き」という処世術が憎い。
いつの間にか2連覇を達成している抜け目なさも憎い。
ジュベの代役で来ておいて、ちゃっかりモテモテなのも憎い。

全てが憎い…アンコールはもちろん高速スピンでした。
またまた大喝采で、あー憎い憎い憎い…そんなランビ。可愛いね
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

圧巻ジェフ・でも武史君に「じーん」

2006-05-23 | 05-06 コンペとショー
今日、私は「きゅうけい」日。ガラはつづくよ~。どこまでも~。

大ちゃんのお次は、美姫ちゃんです。
ドラマ「輪舞曲(ロンド)」主題歌・絢香の「I believe」だそうな。
昼のコンペの時みたいにノービノビ滑ってて、気持ちいいです(ジャンプひとつ転倒?)。数年前の素直な「普通の女の子」美姫ちゃんが戻ってきた感じ。日本語の親しみやすいボーカルだから、余計にそう思うのかな。
私は余り「天才少女」「スーパースター」というイメージばかり抱いてません。レセプションで実際会った時の印象が「優しく素朴な女の子」だったので、根底にはそれがある。マスコミの作り上げた虚像は、冷静に見極めなくてはならないのよ。
とにかく、あのトリノ時の異様とも言える重苦しいムードは払拭されました。由希奈ちゃんの復帰と並んで、応援したいです。

前半部・トリはジェフ。ラフ・地味な黒の半袖(千代紙セーターではない)。
J・ブラント「High」というのですか(参考文献:K嬢)。持ち曲が多い~。
コンペにも増してスケートが軽い軽い(!) 今日滑った男子の中では最も、ズバ抜けて軽い。でもジェフって結構「脱いだらスゴイ」んだよね(笑)。あの上半身の筋肉モリモリから考えると、体重が重くても不思議は無いんだけど、な~ぜこの軽いタッチのスケートなのか。金髪が風になびいて、尚更にサワヤカさを強調。
豊かに魅了してくれた後は、余り間を空けずアンコール。わーい♪「SingSingSing」だ!
長野ワールドのEXで、本田君が同曲で滑った時に(アレンジかなり違うけど)、解説の杉田さんが「J・バトルが滑ったら上手いんですけどね~。Sing×3は」と言っておられたような。なんでカナダの選手はこーゆーの、上手いのかな。ニクイわあ。前にも書いたけど、ラッパを吹くポーズなんかさ。そのまんま「絵になる」のだ。イソップ絵本の表紙みたいなの。素晴しいテンション・スピード。肩の力もいい具合に抜けて、お客さんが「え?え?」と思って固唾を呑んでるうちに、最後まで滑っちゃった!!
私はマヌケな事に「あはははは。滑っちゃった!やっちゃった!」と泣き笑い状態になって席に沈み込み、立ち上がれませんでした(素早い反応でスタオベしていた隣のK嬢、すまん)。
大喝采です。ジェフ「あっぱれ」。アンコールでSP丸ごとなんて。なんという素晴しい体力。技術力。前半の締めくくりは、かくして大きく盛り上がりました。

休憩時間、私、何やってたんだっけ。ジェフが凄すぎて「この先、どうやって生きていこうかしら!?」状態だったのでは。そうです。「この後の人生」が大変だったのです(人生って…)。
この日は、プレゼントBOXが各選手ごとにきっちりロビーに設置してあって、「ヤグには何が入ってるかなあ♪ふふふふふ」と覗き込んだりしている我々は、完全にフトドキ者でした(笑)。女子選手には癒し系のヌイグルミや凝った花束。大ちゃんのBOXは何やら「バレンタインデー夕方の学校のクツ箱」のノリを感じさせました(私もかつては、憧れの先輩のクツ箱に貢物を入れたものです)。ランビもジェフも武史君ももちろん大人気。私のラッピングって気合入ってないな…みんなすごいな(BOXが満杯になると、回収されてまたカラになる)。
金髪のお嬢さんが、「Alexei Yagudin」と金文字で描かれた豪華な豪華な貢物をBOXに入れます。ロシアかアメリカの方でしょうか。今日は「ヤグ人気すごっ」を久々に見られて嬉しい私達。…なのに双方、ヤグに貢物持ってきてないんだよね(笑)。いいの。前にTシャツあげたしさ(着てくれてないみたいだけどさ)。
ちなみに、男子は男子で固まって設置されてるのに、なぜかサンデューBOXだけ女子コーナーに並べられている…「エマニュエル」だけど、夫人じゃないのよ。男だってば!

後半は、J・ロシェットから。でもすみません。このあとの女子のマイヤーと並んで、演技を詳しく覚えてない(笑)。ロシェット姉さんは白い衣装にプラチナブロンドが生えて、得も言われぬ美しさでしたが、えーと。SPで使ったシャンソン?サラさんに至っては曲も覚えてないの…すみませんすみません。サラ・マイヤーファンの方、次回は「密着・サラ様!」位の気合を入れてお届けします。ただひたすらにすみません。
だってやっぱり男子だもん(笑)。お目当ては男子だもん。女の子アイドルを押し立てたい主催者側と、男の子に燃えたい私達の間には、深くて暗い溝が横たわっているのよ…でもま、小さい子供が「真央ちゃーん」と連呼する気持ちは解ります。私がかつて「みどりちゃーん」だったように。

本田君が、有明と同じ曲、同じ衣装「L・O・V・E」で滑ります。これ聞くと「スキヤキ」を思い出す私って何だ。
♪う・え・を・む・ふ・い・て・あ・は・る・こ・ほ・お・お♪
N杯の解説で樋口さんが言っていた「僕はまだ、本田君が世界のトップだって思いたいんですよね」…の言葉と、私の本音もシンクロする。同期の静香ちゃんが、こういう形で現役を締めくくって旅立ったので、早くからエースとして頑張ってきた本田君は、複雑ではないだろうか。いや、私が過剰に複雑なのか。
本田君がトップで、「にぎやかしの(いわば新庄みたいな)兄貴」としてヤマト君がいて、末っ子の「期待の新鋭」として大ちゃんがいる…という時代が結構長く続き、私はこの構図が居心地良くてヌクヌクしておりました。だからまだ「高橋・織田2トップ」を、そうは受け入れられない。譲りたくない、という気持ちがどこかにある。それは本田君が「すべてやり切った」状態でないからかもしれないし、ジュニアの選手が要領よくスピンでレベル4だの何だのを取っても「それがどうした。それがフィギュアじゃないよ」…という空しさが先に立つからかもしれない(この辺、長くなるのでまた別項で書きたいです)。
アンコールでは「レイエンダ」のステップ(つまり後半)をやってくれました。「LOVE」が軽めのナンバーだったので、迫力あるこの踊りは大拍手。本人もノリノリ・笑顔炸裂で盛り上がりました。前述のような「本田君への微妙な気持ち」が胸にからまり、私はじ~んとしてました。でもとても温かな気持ちになったな。
ホノルル・マラソンに出たり、ゴルフ三昧したり、いろいろやりたいそうですね…そういう話も、ヤグとしてたのかなあ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする