サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EPL 第2節 クリパレ対アーセナル 0-1

2023-08-22 10:13:41 | 日記

富安は左SBで先発。ジンチェンコが復帰してくるまでのつなぎかも知れないが、富安にとってはいいチャンスだったが、イエロー2枚で退場というほろ苦い試合になった。クリパレは左右のウイングが強く富安はかなりてこずっていた。アーセナルは得点するよりも失点するにおいのほうが強かった。

 

前半に富安のスローイングが異常に遅かった。以前からそうだが、富安はスローイングが他の選手に比べて遅い。そして後半にスローイングの遅延行為でイエローをもらった。このスローイング自体は極端に遅くはなかったが、前半の遅いスローイングで主審がいらだっていたのだろう。

 

そして後半20分に接触プレーで2枚目のイエローで退場。このプレーはファールといえばファールだったが、イエローをもらうほどではなかった。多分この主審は富安に腹を立てていたのだろう。不運ともいえるが、そもそも遅いスローイングに問題があった。

 

富安がJリーグでプレーしてからスローイングの遅延行為でイエローを何枚もらったか知らないが、EPLの中でも確実遅いほうだろう。アーセナルのコーチなどが富安に注意して改善させるべき。スローイングの遅延でイエローなんて実にみっともない。あるいはもう富安にはスローイングをさせないとか。

 

富安は次節は出場停止で確実にジンチェンコが先発だろう。これで富安が先発する機会はかなり狭まったといえる。まだ移籍市場が開いているからインテルに移籍してもいいんじゃないか。

 

 


WWC 決勝 スペイン優勝

2023-08-21 08:58:23 | 日記

夕べのスペイン対イングランドの決勝戦は、スペインのハイプレスとパス回しがイングランドを圧倒。スコアは1-0だがスペインはPKを失敗しているし、GKのスーパーなセーブも2,3回あったので、3-0くらいでもおかしくなかった。スペインの圧倒的な強さが目立つ大会だったが、もっとも解せないのは日本がスペインに4-0で勝ったことだ。

 

いくらスペインが1次リーグの2位抜けを狙って手を抜いたとしても、4点差がついたことは驚異的。しかも日本は徹底して引いて守ってカウンターのみ。それで4-0なんてスコアになる試合は男子の試合でも見たことがない。かといって決勝Tにスペイン相手に日本と同じ戦術をしたチームはなかった。どこも中途半端に前に出て、スペインのパス回しに圧倒された。あの4-0の試合は女子サッカー史上に残る名勝負となるでしょう。というか実験か。

 

表彰式で得点王に輝いた宮澤ひなたが突然出てくれば面白かったのに、そんなサプライズはなかった。というよりもGOLDN BOOTSの読み上げもなかった。これは寂しい。Optus Sportsのコメンテーターが日本の宮澤選手が受賞しますと簡単に言っただけ。

 

以前、U17女子WCで岩渕が大会MVPを受賞したことがあった。日本チームはQFで負けていたので当然岩淵はいない。表彰式では日本の岩淵選手がMVPを受賞しますとちゃんと発表があった。選手がいなくてもこのくらいのことはしてほしい。

 


週末雑感 ブライトン、リバプール、レアルソシエダ

2023-08-20 16:16:06 | 日記

夕べから見たい試合が3試合とも夜中のキックオフだから、ライブ観戦は無理だし、今朝は仕事があったので何とか休憩時間を利用したりしてほぼREPLAY見た。せめて1試合は日曜開催にしてほしい。

 

さてブライトンは三苫のスーパーなゴールもあって4-1で快勝。これで開幕2連勝、しかも2試合で8ゴールと攻撃も好調。一体どうなっているんだ。ELが始まれば戦力から考えてブライトンが優勝候補で、優勝すれば来季のCL出場権も得られるなんて予想も出ている。そう簡単にいくわけはないだろうが、攻撃陣を早くもローテーションしているし、5試合目くらいまではこのままうまくいくだろう。問題はマンCITY、マンUなどと対戦するときだろう。

 

三苫は2試合で1ゴール2アシストといいスタートをきれた。9月の代表戦までなんとか好調を維持して欲しい。

 

リバプールの遠藤はまさか出番はないと思ったが、後半にマカリスターが一発レッドで退場したために、62分から遠藤のデビューとなった。チームに合流してから全体練習もしていないだろうし、数的不利の状況でのボランチなんてきつい。

 

無難にこなしたが、可もなく不可もなしだった。いいところもあったが、ボールロストや振り切られてシュートを打たれた場面もあった。数的不利だから仕方がなかったかも知れないが、それらを完璧に抑えていれば高評価だっただろう。マカリスターは最低2試合は出場停止だろうから遠藤の先発もあるかも知れない。

 

レアルソシエダは久保の相手のDFを振りきっての折り返しからのクロスに見方が合わせて先制。このまま追加点を決めれば簡単に勝ち点3だろうと思ったが、後半になると相手が盛り返して後半ATに同点ゴールを浴びてドローのまま。試合内容も第1節同じような勝ち点の失い方。

 

今日の試合では後半終わりごろから1-0で逃げ切りを図るためにCBを1枚増やして5バックにした。それでも失点したから監督は自信喪失だろう。昨季も似たような試合が多かったし、前半に久保絡みで先制して後半に追いつかれるパターンばかり。

 

CLが始まればもっときつくなるだろうし、何よりも1月のアジアカップで久保が抜ければ大打撃。ソシエダはJFAに久保をアジアカップに召集しないように交渉すべき、

 

 


女子スポーツへの助成金

2023-08-19 16:02:59 | 日記

WWCでオーストラリア女子代表のマチルダスが3決まで進んだことで、シドニーでは女子に限らず子供用のサッカー教室が空前のブームになっている。今まで草サッカーの教室はどこも参加者不足で試合をするのにも苦労するなんて話をよく聞いたが、それもなくなりそうだ。

 

しかしジュニアのレベルが突然レベルアップするわけでもなく、指導者が急に変化するわけでもない。ジュニアサッカー教室のあるあるは、コーチと仲のいい父兄の子供がスタメンで優遇されるとか、コネがあればチームセレクションで有利になるなどの話が多く、子供のスキルの優劣で決まらないことが多い。これは中国のサッカー事情に似ている。

 

アルバニージー連邦首相は女子スポーツへの助成金として、200億円あまりを支出すると発表した。これは練習施設などに対する補助金だそうで、助成金が増えるからといって急に女子サッカーのレベルが上がるわけでもない。まあ政府からの助成金があるということはスポーツ界にとってはポジティブな話ではある。

 

テレビなどのニュースを見ていると、マチルダスはまだ未達成だ、3位決定戦が勝負だと煽っている。3決なんて何の意味もなく、親善試合と同じようなものだと思うが、テレビ局はそうは考えたくないのだろう。

 

WWCが終わり、次の大きな大会はパリ五輪であるが、五輪だからサッカーだけではない。オーストラリアにも女子のプロリーグはあるが、それをもっと盛り上げる方法を考えなければもったいない。


大器晩成、遠藤航

2023-08-18 08:33:24 | 日記

遠藤航のリバプール移籍が正式発表寸前となった。これは噂も出ていなかったので驚きである。ミルナー、ファビーニョ、ヘンダーソンと中盤の選手が3人も抜けて、代わりに補強したのがマカリスターのみ。マカリスターはアンカータイプのボランチではなく、トップ下かセカンドストライカーのタイプである。

 

リバプールはサラー、ジョッタ、ルイス・デイアス、ガクポ、ヌ二エス、エリオットと前線には駒が揃っている。しかし3人も抜けたインサイドハーフというかボランチの選手が少ない。このため急遽遠藤にオファーが来たようだが、移籍はタイミングなんだと痛感。

 

第1節のチェルシー戦は4-3-3で、中盤はアンカーにマカリスター、左にガクポ、右にソボスライである。3人とも似たような攻撃的なインサイドハーフで、守備の強度がイマイチだった。カイセドが欲しかったのだろうが、チェルシーに取られた。そして遠藤となった。ボランチの選手は若い選手ならばいくらでもいると思うが、どうして30才の遠藤なのか理解不能の部分もあるが、まあこれもリバプールと遠藤のめぐりあわせなんだろう。

 

浦和時代の守備のひどかった遠藤を知る人には、遠藤がボランチとしてリバプールに移籍するなんて想像もできなかっただろう。浦和がACLでシドニーに来て、シドニーFCと対戦したことがある。遠藤は3バックの右CB, ロングボール処理をてこずり、あっさりと失点したシーンがあった。なんて間抜けなDFの選手だろうと感心してしまった。

 

ベルギー、ブンデスに行ってから守備が安定して、体も大きくなった。そしてブンデスのデユエル王にまで成長。30才になればヨーロッパでは移籍が難しくなるのだが、ステップアップするとはまさしく大器晩成。リバプールで毎試合先発できるかどうかは分からないが、なんとかポジションをつかんで欲しい。