昨日のWWCラウンド１６でイングランドはナイジェリアに大苦戦。最終的に延長戦、PK戦までもつれた。自分を苦しめた原因のひとつは、後半終了間際に退場をくらったローレン・ジェームズの愚行だろう。イングランドはその後延長戦を含めて４５分くらいは数的不利となった。
ローレンはナイジェリア人とのハーフで兄はチェルシーのサイドバックのリース・ジェームズ。リースのほうが黒人っぽち顔立ちなので兄妹には見えない。ローレンもチェルシーにいるので、チェルシー兄妹である。
さてローレンは相手との接触プレーで倒れこんだ。先に起き上がったのだが、その後うつ伏せになっている相手の腰のあたりを踏みつけてその場を立ち去った。あのシーンを見た時に、あまりの不必要な行動が理解できなかった。それも涼しい顔して当たり前のように相手の腰を踏みつけた。一体何のために？
一瞬周囲の選手も主審もあっけにとられたが、すぐにイエローが出されて、その後VARでレッドに変更。今大会で一番の愚行である。ナイジェリアの選手との接触も報復行為に出るような激しいものには見えなかったし、ローレン自身も激高しているようではなかった。
イングランドはQFに進んだが、一発レッドは２試合出場停止になるのが普通だから、イングランドが勝ち進んでもQFもSFも出場停止。最悪３試合の出場停止もありえるので決勝も出られない。ローレンは今大会は主力としてここまでの４試合に先発。３ゴール３アシストと大活躍していた。
自分のチームでの立ち位置というか存在意義を理解していない。ローレンが欠場することの影響が次戦に影響がでるかも知れない。
昨日の第２試合はオーストラリアがデンマークを２－０で蹴散らし、ＱＦに進んだ。シドニー・オリンピックスタジアムは７万人の満員。オーストラリアはQFで多分フランスと対戦する。フランスに勝てればSFはイングランド。どうなるでしょうか。