カタールWCの時に富安が囲み取材でスペイン(多分)のメディアから、今大会でプレーしている好きなEPLの選手は誰かと聞かれて「チアゴ」と答えていた。しかしチアゴ・アルカンタラはWCには召集されていなかったので、富安はそれに驚いていた。
コンデイションさえ整えばリバプールだろうとどこだろうと、スタメン間違いなしの玄人好みの選手だが何せ怪我が多い。2020年夏にバイエルンからリバプールに移籍して以来、毎シーズン3か月以上離脱していて、2022/2023シーズンのリーグ戦出場は18試合のみ。今季もまだ負傷開けである。
今週になって練習に復帰したというニュースが出ていたが、果たしてすぐにフィットするのか疑問。復帰したはいいもの、またすぐに負傷では意味がない。もしチアゴが復帰できれば遠藤の出番は限りなく少なくなるだろう。
チアゴは現在32才、リバプールとの契約は2024年の6月までだから、年齢と負傷の多さからいっても契約延長はないだろう。あるいは今季にバイエルン時代のような大活躍をできれば1年程度の延長があるかも知れない。
いずれにしても遠藤の出番を大きく左右するチアゴの存在。筆者の好きな選手でもある。
いぶし銀のような選手。