７万５千人の満員のシドニーオリンピックスタジアム、アブロー連邦首相も観戦。オーストラリアが優勝すれば祝日にするとか言っていた。たしかカタールWCの時も同じことを言っていた。普段はサッカーに興味がない人も含めて大盛り上がりのオーストラリアだが、１－３でイングランドに粉砕されてしまった。
前半最初の１５分を見てパス回し、戦術などイングランドのほうがいいチームだとすぐにわかった。しかしいいサッカーが勝つとは限らない。強いプレスでゴリゴリのサッカーで勝てることもある。だが、今晩はイングランドがすべてに上回っていた。
このイングランドは不思議なチームだ。前線の空中戦に強いわけでもなく、ハイプレスをするわけでもない。しかしパス回しが巧みでなんとなくゴールしてしまう。スペインのようにボールを保持するわけではないが、気が付けばリードしている。
これで決勝はスペイン対イングランドというボール保持に長けたチームの対戦となった。守備も含めた総合力でイングランドが優勝すると予想します。