サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ロンドンにあるEPLクラブ

2023-08-26 16:22:56 | 日記
今季のEPLでロンドンにホームを持つクラブがいくつあるか言える人はかなりの通だろう。毎年昇降格があるのであくまでも今季という話である。
 
正解は7クラブである。20あるEPLクラブのうち、7クラブもあるのだろうからかなり集中している。Jリーグの首都圏といい勝負だ。
 
アーセナル、チェルシー、トットナム、ウエストハム、フラム、ブレントフォード、クリパレの7クラブ。この中で一番のビッグクラブと言えばアーセナルだろう。昨今の補強に使っている金からいえばチェルシーかも知れない。チェルシーの場合はオーナーが代わるたびにゴタゴタするイメージがあるので、イメージから言えばやはりアーセナルだろう。
 
パレが富安くを狙っているらしいが、クラブの格からいえば断然アーセナルのほうが上。待遇面は知らないが、クリパレなんてやはり二流のクラブだろう。富安は怪我から脱出して稼働率がよいところを見せてから移籍を考えたほうがいい。
 
 
 
おしゃれなファッションの選手がいないブライトンの選手の夕食会。

ACL 23/24展望

2023-08-25 07:12:49 | 日記

2023/2024のACLの1次リーグ組み合わせが発表された。東西40チームで、東地区は5組に分かれて各グループの1位と2位の上位3チームの計8チームが決勝Tに進むといういつもの厳しいレギュレーションである。

 

Jリーグからは横浜マリノス、川崎フロンターレ、甲府、そして昨季優勝チーム枠でプレーオフを勝ち抜いて浦和の4チームが出場。この中で決勝Tに進めるのは横浜マリノスと浦和だけだろう。川崎は毎回ACLに弱い。特に今季は戦力ダウンしていて、ACLよりもリーグ戦を優先するだろうし、最初からやる気を感じない。

 

甲府はやる気はあっても戦力不足。J2チームがそもそもACLに出場することが間違っているし、甲府は今季J2で現在9位と振るわない。ACLでボロボロになりJ3に降格なんて愚行は避けたいだろうから、リーグ戦を優先するだろうしACLにはユースチームでも出すんだろう。

 

横浜マリノスと浦和はACLの戦い方に慣れているし、戦力も他に比べれば充実している。特に浦和では中島翔也に期待したい。甲府と同じグループだが、シドニーのチームであれば観戦したいがメルボルンまではわざわざ行かない。

 

サウジのチームが圧勝するのだろうか。

 

 

 

Aリーグからはメルボルン・シテイの1チームのみ。


カイセドのチェルシーデビュー戦

2023-08-24 08:51:54 | 日記

EPL第2節のウエストハム対チェルシー戦でカイセドは後半15分から途中出場。イングランドでの史上最高額の移籍金でブライトンからチェルシーに移籍。直前までリバプールと交渉していたのに、最後にチェルシーに移籍することになり顰蹙を買っていた。もっとも移籍金はカイセド本人とは無関係なので、本人がチェルシーを希望したのだから仕方ない。

 

さてホームでの開幕戦のリバプール戦を1-1で引き分けていたので、第2節はなんとしても勝ち点3が欲しいチェルシーだが、結果からいえば3-1でウエストハムに敗戦。カイセドは2-1でリードされていた後半15分からチルウエルと交代。チルウエルは左SBなので、ボランチ2枚を代えずにカイセドを偽SBのポジションで投入。しかしこれが機能しなかった。

 

そもそもカイセドは緊張していたのか、パスミスを連発。ブライトン時代も散見されていたが、この試合はひどかった。そして後半22分にウエストハムが退場者を出してチェルシーは数的有利になったにもかかわらず、後半50分にカイセドがPA内でファールを犯してPKを献上。これで3-1と万事休す。

 

まだチームに合流したばかりで連携もよくなかったし、とにかくプレーが不安定。200億円以上の大枚はたいて獲得した選手とは思えない。チェルシーはムドリクも2試合連続で途中出場だし、大金で獲得した選手を有効活用できていない。

 

次節でポチェッテイーノがカイセドを先発起用するかどうかは知らないが、もっとリラックスさせる環境にしてあげるべきだろう。今年の3月にシドニーでオーストラリア対エクアドルの親善試合を見たが、その時のカイセドはエストゥピニャンと二人で試合を仕切っていた。

 

200億円の男というニックネームが重荷になっているのだろうか。


徳島の監督交代

2023-08-23 11:51:55 | 日記

徳島は8月21日にベニャート・ラバイン監督との契約を解除したことを発表した。やっぱりなあという感想である。ここまで19位と低迷して、よくここまで我慢していた。ラバインは35才のスペイン人でレアルソシエダで分析担当をしていた。ラリーガのクラブで分析と聞くと、戦術オタクの切れ者というイメージが出てくるが、徳島では結果が伴わなかった。3シーズンくらいの時間があればなんとかできたのかも知れないが、それでは降格してしまう恐れもあった。

 

徳島はリカルド・ロドリゲス、ダニエル・ポヤトスとスペイン人監督を続け、ラバインが3人目。ラバインの後任は吉田達磨という柏、新潟、甲府などで監督経験があるJクラブの監督のベテランである。スペイン路線からどう変わるのか知らないが今季の残りの目標は当然J2残留だろう。

 

4シーズン続いたロドリゲスでJ1昇格を果たしたが、その後任のポヤトスでJ2降格。ポヤトスで2シーズン続き、その後だからロドリゲス時代から考えれば毎年成績が降下しているわけで、そろそろスペイン人路線にこだわる必要もないかも知れない。

 

徳島の社長さんがスペインサッカーが好きなんだろうが、スペインサッカーというか戦術をJ2に持ち込んでもなかなかうまくいかない。やはり戦術よりも戦力なんだろう。まあ当然といえば当然だが。ロドリゲスで成功したのは、スペイン人監督だったからではなく、ロドリゲスだったからだろう。

 

スペイン人監督という意味でいえばポヤトスが今季ガンバ大阪でどの程度の成績を収められるかに注目したい。現在11位とぱっとしないが、スペイン人監督が今後も日本に来るかどうかはポヤトス次第だ。


宮澤ひなた選手に国民栄誉賞をあげよう

2023-08-22 17:58:00 | 日記

今日配信されたWEB SPORTIVAにリカルド・セティオンというライターの書いたWWCへの日本国内での無関心ぶりの記事が出ている。なかなか本質をついているのでぜひ読んでください。

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jfootball/2023/08/22/post_79/

 

ご存知のように宮澤ひなた選手は5試合で5得点で大会得点王になった。日本人でWWCの得点王になったのは2011年の澤穂希さん以来である。当然一生に一度しかできないような大記録だし、大会前にはほぼ世界的には無名だった選手が得点王なんだから、日本はもっと宮澤ひなた選手をほめていい。ぜひ国民栄誉賞をあげて欲しい。岸田首相のパフォーマンスだなんとか言われてもいいから、ぜひあげて欲しい。

 

丁度自民党の女性局長さんがパリ旅行でやらかして辞任したばかりだから、女性を表彰すれば汚名返上できる。政治絡みだとか批判を浴びるかも知れないが、女子サッカーにスポットライトを浴びさせるいい方法だと思う。

 

オーストラリアでは開催国ということもあり、テレビでもラジオでもニュースで大々的に取り上げられた。筆者の職場でもサッカー好きが多いこともあり、WWCネタで大いに盛り上がった。仮にこの大会がAUS & NZの共催ではなく、日本開催だったとしたらここまで盛り上がり、スタジアムに客が入っただろうか?

 

みんなで呼びかけよう、宮澤ひなた選手に国民栄誉賞を!!