サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

女子スポーツへの助成金

2023-08-19 16:02:59 | 日記

WWCでオーストラリア女子代表のマチルダスが3決まで進んだことで、シドニーでは女子に限らず子供用のサッカー教室が空前のブームになっている。今まで草サッカーの教室はどこも参加者不足で試合をするのにも苦労するなんて話をよく聞いたが、それもなくなりそうだ。

 

しかしジュニアのレベルが突然レベルアップするわけでもなく、指導者が急に変化するわけでもない。ジュニアサッカー教室のあるあるは、コーチと仲のいい父兄の子供がスタメンで優遇されるとか、コネがあればチームセレクションで有利になるなどの話が多く、子供のスキルの優劣で決まらないことが多い。これは中国のサッカー事情に似ている。

 

アルバニージー連邦首相は女子スポーツへの助成金として、200億円あまりを支出すると発表した。これは練習施設などに対する補助金だそうで、助成金が増えるからといって急に女子サッカーのレベルが上がるわけでもない。まあ政府からの助成金があるということはスポーツ界にとってはポジティブな話ではある。

 

テレビなどのニュースを見ていると、マチルダスはまだ未達成だ、3位決定戦が勝負だと煽っている。3決なんて何の意味もなく、親善試合と同じようなものだと思うが、テレビ局はそうは考えたくないのだろう。

 

WWCが終わり、次の大きな大会はパリ五輪であるが、五輪だからサッカーだけではない。オーストラリアにも女子のプロリーグはあるが、それをもっと盛り上げる方法を考えなければもったいない。


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