サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ニューキャッスル戦での遠藤への評価

2023-08-29 09:11:59 | 日記

レオザのユーチューブを見ていたら遠藤への評価は悪くなかったとのレオザのコメントがあった。守備のスライド、ボールへの正対などがよかった、ファンダイクとアーノルドの調子が悪く、それに遠藤が引きずられていたので、遠藤はかわいそうだった、などなど。もっともアーノルドの守備がひどいのは毎度のことだが。

 

まあ、遠藤を擁護する視点からみればいい解釈はできるが、実際にテレビでみていても悪くはないがよくもないだった。気になったのは遠藤がボールを受けた際に、次にどこにつけるのか回っているシーンが多かったこと。これは相手のハイプレスがあるから仕方がないのだが、1回だけ、遠藤から左サイドの裏を出そうとして、ルイス・デイアスにロングボールを出した。しかしルイス・デイアスがそれを感じずに走っていなかったので、誰もいないスペースへの間抜けなロングボールになってしまった。

 

こういう裏出しのボールは連携ができてくれば改善されるだろう。またクロップ監督は普段個々の選手をメディアで批判しないし、選手を褒めることが多い。南野なんていつも褒められていた。もっと褒められてもスタメンに起用されるとは限らない。

 

クロップ監督が遠藤について戦術を理解していないとコメントしていると日本のメディアに出ているが、これが本当であれば遠藤はクロップ監督に直接聞きにいくべきだろう。どこが問題だったのか、どうすれば改善できるのかなどなど。

 

ボールのとりあいで遠藤がボールロストして、SKYのコメンテーターが、Endou is weakと遠藤の1対1の強度を批判した。遠藤のイメージはそのような場面で必ず負けないだったが、まだEPLの強度、スピードに慣れていないように見えた。

 

時間が経過すれば遠藤のプレーは良くなっていくだろうが、クロップ監督は遠藤にどのくらいの時間をくれるだろうか。また次の冬の移籍市場で新規に中盤の選手を補強するだろうし、遠藤はポジション争いに勝てるだろうか。