アーセナルがボールを持ち、ニューキャッスルがカウンター狙いという展開だったが、前半はほぼイーブン。アーセナルは前線にボールが収まらず、DFブロックの周りをこねくり回しているだけ。決定機もあったがオーバーメヤンがはずして得点ならず。オーバーメヤンは動きも少なく、ポストになるわけでもなく、決定機もはずしていいところなし。昔のオーバーメヤンとは比べ物にならないくらい劣化している。
後半になるとアーセナルはボールがよく回るようになり、サカのゴール、そして富安のふわっとしたクロスをマルチネッリがスーパーに決めて2-0で勝ち切った。日本のメデイアは富安の絶妙クロスからゴールという表現だが、クロスよりもそれをスーパーに決めたマルチネッリが主語になるべき。
この試合はアーセナルの楽勝に見えるが、相手のニューキャッスルがあまりにも弱かった。これなら最下位は理解できる。守れない、攻められない。決定力もなく、そもそも決定機が少ない。こんな弱いチームをどうしてサウジの皇太子だかが買収したのか。
アーセナルは12月2日から1月1日までリーグカップ1試合を含めて、1か月で9試合もある。12月にどうしてここまで試合を詰め込むのだろうか。特に年末年始はひどい。平日の水曜か木曜にあるリーグ戦の週をENLGLISH WEEKとはよくいったものだ。
次節は12月2日の木曜日にマンUと対戦。攻撃力がないアーセナルならマンUくらいが相手でちょうどいい。
推定資産100兆円のニューキャッスルのオーナーさん。