サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EPL第12節 リバプール対アーセナル 4-0

2021-11-21 10:27:51 | 日記

勝ち点で2差まで4位リバプールに迫ってきたアーセナルは、この試合が好調が本物かどうかの試金石だった。ここまでのアーセナルの堅守ならば最低引き分けは狙えるだろうと思ったが、4-0という大敗をしてしまった。

 

前半からリバプールがポゼッションを60%くらい支配してアーセナルはショートカウンターという展開だったが、アーセナルはカウンターもできずに守っているだけだった。リバプールの得点のにおいはプンプンするが、アーセナルはほとんどシュートもできない。ここまで差がある試合になるとは思わなかった。

 

選手個々のタレントの差と言えばそれまでだが、リバプールの中盤、SBも含めた4-3-3の2列目のプレスが強烈で、とにかくアーセナルは中盤から前にいけない。これでは試合にならない。そのうち、ポロポロとミスが出て終わってみれば4-0となっていた。

 

富安は前半はまあまあだったが、後半はチーム全体とともに沈んでしまった。後半途中から出てきた南野はうれしい今季リーグ戦での初ゴール。かなりごっつあんゴールに近かったし、周囲にサラーとマネなどがいれば自分も好きなプレーができる。ただしフィルミーノ、ジョッタとポジション争いになれば南野の序列が一番低いわけで、冬の移籍市場でどこかにレンタルに出るのかを判断すべき。

 

アーセナルは大敗はしたものの、それでも5位をキープ。チェルシー、マンCITY, リバプールなどの上位陣との差は明らかで、ウエストハム、マンUなどと4位、5位を争うというのがアーセナルの今季の現実的な選択でしょう。5位に入り来季のELを目指すわけだ。次節は最下位のニューキャッスルとあたるので、そこで立て直す必要がある。

 

富安は同じ右SBでもリバプールのアーナルドと比べると、攻撃力が落ちる。マネのようなスーパーな選手と対峙した時にどこまで抑えられるかが課題。

 

うれしい今季リーグ戦での初ゴール。