悲惨8-0という惨敗で長谷川健太監督は辞任を表明。今季限りで退任というニュースは流れていたが、昨日の試合後に辞任で今季の残り3試合は指揮しないのかどうかははっきりしない。FC東京のサイトで正式に辞任と発表されていて、後任は未定と出ているので、多分長谷川健太は昨日で終わりということでしょう。8-0では当然といえば当然。
とにかくひどい試合だった。森重が退場して試合が壊れたこともあるが、その前の問題として、GKと両SBがひどかった。GKの波多野は無謀な飛び出し、取り損ないで2失点。これがプロのレベルとは思えないひどさ。いいGKがいればもっと締まった試合にできたはず。
右SBの中村拓海はポジショニングが悪い。簡単に振り切られる。また左SBの長友はちょっとフェイントされると、これまた簡単に振り切られる。SBがこうもひどいとCBも無茶をせざるを得なくなり、その結果森重がイエロー2枚で退場。
こんなひどいSBでも長友は代表に行くんだよね。代表の守備の穴になるね、きっと。低い身長だけでなく、スピードのあるFWについていけない。これは致命的だ。これだけ弱くてもFC東京は9位。J2降格しても十分の弱さだ。
マリノスの前田は、足が速いだけでなく、DFを振り切ってそこからシュートまでの動きが早くなった。もっとFC東京のざる守備だからかも知れないので、この試合だけでセルティック移籍が決まるようなことは避けるべきでしょう。
残り3節で4点差の得点王だから今季の得点王は決まったようなものだ。これだけの得点能力があるのに、どうしてポルトガルでは成功できなかったのかが不思議。セルティックならポステコに起用されるだろうから、古橋のような活躍ができるかどうかはポジションにもよる。
スコットランドリーグのDFはボールウオッチャーになるタイプが多いから、前田のスピードがあれば鬼に金棒かも知れない。
存在そのものが戦術の前田大然。