サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ニコ・コヴァチ解任

2019-11-04 12:30:06 | 日記
バイエルンのニコ・コヴァチ監督が解任された。11月2日のフランクフルト戦で1-5と大敗し、ここまでのブンデスリーガも4位と振るわず。常勝バイエルンでは許されない状況というわけだ。そもそもニコ・コヴァチがバイエルンミュンヘンの監督になったことに無理があったと思う。


ニコ・コヴァチはザルツブルク、クロアチア代表、フランクフルトと監督歴は6シーズンあまり。フランクフルトでは手堅い仕事をしたが、そこからいきなりバイエルンの監督である。


バイエルンの監督は長期政権をしいた人は意外と少ない。ここ20年は長くて3シーズンだ。それでもファンハール、ペップ、アンチェロッティ、いつもリリーフ役のハインケスなど大物ばかりだった。ペップ、アンチェロッティ、ハインケスときてその次がニコ・コヴァチだから長続きはしないだろうなと思った。


昨季は2冠達成しているが、CLではベスト16でリバプールに敗退。いくらブンデスリーガを7連覇してもCLで優勝できなければ評価されない。リーグの中の1強という状態はPSGと似ている。どちらもCLでの成績が重視される。


今季のバイエルンはここまでで10試合を終了して勝ち点18。トップのメングラとは勝ち点4差だからまだまだ挽回できる。しかし本来ならば34試合中、1,2敗しかしないようなチームだからこの成績では許されない。


ニコ・コヴァチは弱いチームを強くさせることに長けていて、元々強いチームの監督には向いていないのかも知れない。Jリーグの弱いチーム、たとえば鳥栖あたりを任せてみたい。

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