サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

伊藤洋輝

2021-12-11 10:03:36 | 日記

最近シュツットガルトの伊藤洋輝に関する記事をよく見かけるようになった。ジュビロ磐田からレンタルでシュツットガルトに移籍。まだ22才だからこれからの選手だろうが、ヨーロッパでは22才はこれからではなく、現在進行形で活躍しなければならない年齢だろう。

 

さて他の選手の負傷などでポジションをもらえるチャンスが重なり、伊藤は現在3バックの一角として先発起用されている。もともとはBチーム要員だった選手だから大した出世である。伊藤のプレーを見たことがなかったので、ハイライトではあるが12月5日のシュツットガルト対ヘルタベルリン戦を見た。

 

試合はシュツットガルトが2点リードしたが、その後守備が緩くなり、あれよという間に2点返されて2-2でドロー。シュツットガルトは現在16位で3勝5分6敗。負け数が多い。14試合で失点25と守備が脆い印象のチームだ。

 

さてヘルタベルリン戦での2失点は間接的ながら伊藤の寄せが甘く、失点したように見えた。身長188cmという大型CBで22才、買い取りオプションも5千万円と激安なのでシュツットガルトは買い取り、完全移籍させたいようだ。しかしヘルタベルリン戦での失点シーンを見る限りではまだまだである。

 

しかしシュツットガルトの監督は伊藤のことを高く評価しているようで、現地紙『BILD』は現地9日付けの記事で、「彼はチームのボスの地位までに上り詰めようとしている」伝えている。伊藤レベルのプレーでこれほどの高評価されているのは、他にまともなCBがいないからではないだろうか。

 

だから16位なんていう降格圏ギリギリにいるわけで、昨季は9位とまあまあだったが真ん中から降格圏をウロウロするようなチームである。伊藤は大きくて若いだけではすぐにポジション取られてしまうわけで、故障した選手が戻ってくればまたポジション争いである。これからが勝負。

Hiroki Ito VfB Stuttgart.jpg

もっと体を寄せろよ、伊藤君。

 


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