サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

レストランはまだ開いている

2020-03-24 14:54:15 | 日記

我が家から徒歩で15分にある駅前商店街にはカフェ、レストランなどがたくさんある。中国人、韓国人経営の店が99%である。オーストラリアは昨日からレストラン、カフェ、スポーツジム、など人が集まる店舗の6か月閉鎖が発表されたが、実効性に疑問が出ている。まずテークアウエはOKだからレストランはオープンできる。

 

今日、商店街を見てきたが真面目に閉店している店舗もあれば、通常どうりに客を店内に入れて営業しているレストランもあった。保健当局だか警察だかのチェックもないようだし、制裁を科されるわけでもなさそううだ。さすが中国人である。背に腹は代えられないのである。

 

いたるところで通常営業している飲食店があるのかどうかは分からないが、政府の指示をちゃんと守るかどうかは国民の矜持の問題なんだろう。これが2週間程度ならば従うのだろうが、6か月も店を閉鎖、制限しろと言われれば謀反を起こすケースも出て来る。

 

オーストラリア政府は急増している失業者対策として、臨時の失業手当の申請を3月20日から開始した。こういう手当の申請は通常オンラインでできる。担当はセンターリンクという連邦政府の保険・年金庁のような組織である。10年から前からこのセンターリンクは窓口になるオフィスを減らし始めて、そのオフィスの数は多分以前よりも半分くらいになった。

 

利用者にはオンラインを勧めていて、仕事ぶりもまあまあ充実していて丁寧である。そのオンラインに失業手当の申請が殺到し、かつハッキング攻撃を受けてパンクしてしまった。そのために昨日からただでさえ少ないセンターリンクのオフィスに申請者が殺到して、100-200メートルくらいの長蛇の列である。

 

この失業手当はJob Seeker Pyamentと呼ばれ、所得制限があるため金額は個人による差はある。満額であれば独身者で2週間で4万円程度(月に8万円)。夫婦で2週間で71400円である。これが6か月もらえる。財政規模の割にはかなりの大盤振る舞いである。


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