サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

AFLクラブのスタッフ無給措置

2020-03-23 12:24:25 | 日記

昨日、オーストラリア政府は今日、3月23日からパブ、カフェ、レストラン、ジム、クラブ、教会などを最長半年間閉鎖すると発表した。レストランはテイクアウエーは認められる。学校はそのまま通常どうりだが、学校を閉鎖するかどうか連邦首相とNSW州、VIC州の州首相と意見が対立。学校の全面休校を主張する州首相、休校に反対の連邦首相との間でテレビ会議が行われて、学校は休校されないことになった。ただし保護者が希望すれば子供を学校に行かせなくてもいいという中途半端な決定である。

 

さて半年間もビジネスを閉鎖されれば零細企業の多い飲食業は当然つぶれる。半年どころか1か月でも危ない。テイクアウエーはいいといっても厨房のスタッフはそのままとしてもフロアのスタッフは一人いれば十分だろう。余剰人員は即解雇となるだろう。

 

AFL(オージーボールの連盟)は全クラブ、リーグ本部への措置として、70-80%のクラブスタッフの無給を5月末まで導入すると発表した。AFLのシーズンは3月から9月だが、シーズンが始められず日銭が入って来ないのでシーズン中止を避けるための緊急措置だとしている。

 

さて2か月も3か月も給料がなければ誰でも困る。解雇ではないとしても中長期的な不安は増大する。イタリア、スペインなどのフットボールクラブでも起こっているように選手の給料をカットする動きがJリーグでも予想される。試合がないので日銭が入って来ないから、クラブの運営経費をねん出できなくなる。

 

IOC会長がオリンピックはサッカーの試合を延期するようには簡単には延期できないと発言したが、サッカーのクラブ、選手だって生活がかかっているのだから、このような無神経は発言はしないほうがいい。世界中のクラブ、選手はIOC会長に抗議を出すべきだ。

 


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