サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

監督は試合中に戦術を変更しないのか

2022-09-25 09:59:29 | 日記

Web Sportivaの浅田真樹さんのコラムに気になった部分があった。アメリカ戦についての森保監督のコメントを紹介しているが、後半からアメリカが4バックから3バックに変更してきて日本のプレスをかわそうとしてきた。その結果、前半ではハマっていた日本のプレスがきかなくなり、アメリカが押し込んできた。

 

それに対して森保監督はつぎのようにコメントしている。「日本も3バックに変更して対応することを考えたというが、「うまく守備でミスマッチに対応しながら攻撃に移れるなら、相手もミスマッチに対応しないといけない。そうなれば、攻撃のメリットがより大きく出るかなと思った」と、すぐに手を打つことなく、しばらく静観。その結果、「多少後手を踏んだが、問題なく修正してくれた」。

 

そして「私が素早く手を打つべきというのもあるが、公式戦では選手の対応力を生かして試合をしていかないといけない。そこはいいトレーニングだと思い、早く(フォーメーションを)変えることは決断しなかった」と続けた。

 

分かったような分からないようなコメントだが、要するに後手を踏んでもいいから選手に自由にやらせるということだ。では後手を踏んでいる間に失点して試合に負けたらどうするのか。普通の監督ならば相手の修正に対して5分後には自分も修正できる。失点したくないからだ。

 

ボランチの守田は試合後のコメントで「「もっと早く対応できると思う。そこは個人戦術の部分になるが、もう少し突き詰めることができる」と話していた。試合途中の戦術修正は監督のもっとも重要な仕事であり、だからこそ監督がいるんだろう。

 

それなのにしばらく静観して、選手に任せるような監督ならば不要である。試合にでている選手の誰かにプレイングマネジャーでもやらせればいい。思い起こすのは2019年方0ルでのアジアカップ決勝である。カタールが3バックで来たのにそれに対応できずに、ズルズルと致命的な2失点をして敗戦。

 

あの時一部の選手は相手の3バックに対応するための修正の必要性をすぐに感じていた。選手が分かるのだから監督だってわかるはず。しかし森保監督は何も手を打たなかった。そして負けた。なんという無能な監督。

 

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お前がプレイングマネジャーをやれよ、守田君。


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