サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

風間サッカーの構造的問題

2019-08-27 10:58:06 | 日記
昨日のサッカーキングハーフタイムでMCのシンペー君が名古屋の守備の問題点をボードを使い説明していた。名古屋は攻撃的サッカーを標ぼうしている。フォーメーションは4-4-2というか4-2-3-1。攻撃時には前線の4枚、両サイドバック、ボランチ2枚も上がっている。非常に攻撃的である。はまると強い。


攻撃が中途半端に終わると当然カウンターを受けやすい。なんと言ってもDFにはCB2枚しか残っていないからだ。相手が4枚で攻めてくると2対4の数的不利になる。失点して当たり前である。サイドバックが急いで戻ってもCBとSBの間もゆるゆる。


シンペー君いわく、これを防ぐためには3つの方法がある。
①SBのうち、一枚はDFラインに固定して上がらせない。
②SBでなければボランチ1枚を後ろに残しておく。
③CB2枚しか残さなければ、相手にボールを取られた瞬間に速攻で奪い返す。だから攻撃の4枚にも守備を徹底させる。


これまでの名古屋では上記の3方法とも採用されていない。攻撃に前掛かりになるチームも多いが、その場合はトランジションにおいて攻撃の選手が相手のパスを防ぐために守備に参加する。ブラジル人選手だろうと関係なく守備をさせる。


しかし名古屋の4人のブラジル人選手はあまり守備をしない。ボランチの二人はポジションの性格上、守備をして当然だが攻撃的なボランチである。米本がいれば守備的ボランチだったのだが、まだ負傷中である。


どのチームでもブラジル人アタッカーにも守備をさせているのに、どうして名古屋ではそれができないのか。あるいはさせないのか。そうれが不思議だとシンペー君は言っていた。


川崎フロンターレでは風間監督から鬼木監督に交代してから守備が改善された。攻撃の選手に守備をさせない、攻め残りを許すのが風間サッカーなんだろう。


あれだけの攻撃陣を擁していながら、勝ち切れないのはやはり風間サッカーに構造的欠陥があるからだろう。早く監督を交代したほうがいい。

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