サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

童顔の殺し屋

2021-10-26 15:12:56 | 日記

ふざけたニックネームだが、スールシャールの現役時代は「童顔の殺し屋」だった。マンU時代は主力だったがいつもベンチスタート。それでもマンUにいることに満足していることが不思議で仕方がなかった。

 

2018年12月にモウリーニョの後任として暫定監督として就任。2019年3月に正式監督に就任。3年契約だったが、2021年7月には2024年まで契約を延長。不思議だったのは、いくらいクラブOBといえども監督として大した実績もないのに、暫定監督から正式監督になったこと。

 

ファンサービスにも熱心で選手からの人望もあり、いい人なんだが・・・・と言う人物像のスールシャールである。どこかの誰かと似ている。リバプールに0-5で大敗した後に、「この状況を乗り越えて、パフォーマンスを高め、結果を出し、シーズンの終わりにはどこまで行けるかを見てみたい」と辞任するつもりもないようだ。

 

いつだったか忘れたが、WC直前に日本代表がノルウェーでノルウェー代表と親善試合をした。内容も結果もイマイチだ日本はノルウエーに完敗。スールシャールはそれを見て、「日本はWC前の強化段階で心配する必要はない」というようなコメントを出して、日本を慮ってくれた。いかにもスールシャールらしいコメントである。

 

スールシャールが監督になってからのマンUは、2018/2019が6位、2019/2020が3位、2020/2021が2位と優勝はできていないが安定している。今季はCR7,ヴァランなどの大補強をしたが第9節終了時点で7位とぱっとしない。

 

ただしまだ9試合である。これからだという意見もある。4-3-3のリバプールにマンUは4-2-3-1で臨み、プレスの動きが悪いCR7にハイプレスをさせたから大敗したという批判もある。そもそもスールシャールの戦術ではだめだという意見も多い。

 

しかし童顔の殺し屋のスールシャールをマンUが簡単に解任するとは思えない。そもそもCR7を起用しているからには、前線のプレス、プレースバックなんてできないことは明らか。まだまだ大騒ぎするほどではないのだ。


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