サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

J1第16節 浦和対町田 1-2 ドルトムントの恨み

2024-05-27 09:50:05 | 日記

町田が後半ATにラッキーなPKをもらい、勝ち越し点をあげて1-2で接戦を制した。あのファールはPKと言えばそうだし、厳しすぎるといえばPKではない。どちらでもいい。こういうファールはVARになればほぼPKになってしまう。浦和は不運だった。

 

PKを与えた主審は審判の交流でブンデスリーガから派遣されているザシャ シュテーゲマンという人物で、2023年4月のドルトムント対ボーフム戦でドルトムントに与えるべきPKを与えず、その結果試合は1-1のドローになった。最終的にブンデスリーガのこのシーズンはバイエルンとドルトムントが同じ勝ち点71で並び、得失点差でバイエルンが優勝した。仮にドルトムントがボーフムから勝ち点3を取っていれば、ドルトムントが優勝していた。これはたらればである。

 

ドルトムント対ボーフム戦後に主審のザシャ シュテーゲマンは誤審を認めている。ひょっとしてそれがトラウマになっていて、町田に後半ATにPKを与えたのかも知れない。しかし浦和にしてみればいい迷惑である。

 

さて町田は5月の7試合で6勝1分けと快調である。昨日の試合をみていて思ったが、町田の攻撃はとにかく前線にボールを放り込んで、強いFWにあてるだけ。FWが競り勝てばいい、ポストになってセカンドボールから攻撃してもいい。ロングスローも同じ理屈だろう。とにかくシンプルな攻撃である。中盤からビルドアップして細かくつなぐなんて面倒なことはあまりしない。

 

相手のDFが強ければ放り込みだけになってしまうが、町田の前線はそれだけ強いのだろう。こういうサッカーでも勝てるということを再確認させてくれた。

2023年4月28日のドルトムント対ボーフム戦。その後誤審に対する脅迫被害でこの主審は刑事告訴している。