サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EPL第17節 アーセナル対ウエストハム 2-0

2021-12-16 13:29:38 | 日記

今季好調のウエストハムとの対戦は、アーセナルの調子を測るにはいい試合だった。それに規律違反でベンチ外のオーバーメヤンがいないチームはどうなるのかも興味があった。試合は2-0でアーセナルが快勝したように見えたが、前半には決定機を2回ミスして、後半にはラカゼットがPKをミス。相手が後半21分に退場者を出して残り30分くらいは数的有利だったのだから、3,4点差は付けられる試合だった。

ウエストハムは好調というわりにはあまりにも攻撃が単調で、決定機も少ない。シュートチャンスがあってもことごとく枠外と決定力がない。これでは試合に勝てない。この試合の結果、アーセナルに抜かれて暫定5位に落ちたが、この2チームは似たような戦力なので、これから抜きつ抜かれつなんだろう。そこにマンUがどう絡んでいくのか。

 

チェルシー、マンCITY, リバプールの3強はもう落ちてこないだろうから、その次の第2グループのアーセナル、ウエストハム、マンU, トットナムあたりまでで、CL圏内を争うのでしょう。

 

さて富安だが、日本のメデイアには「安定感抜群」と見出しで出ているが、課題は多い。まずスローイングが下手だ。富安がスローする時は遅くて、どこに投げるのか決められない。もっとてきぱきできないのだろうか。挙句の果てにファールスローまで取られた。

 

次にハイボールの処理をヘッデイングで落とすのが下手。ヘッデイングできたはいいが、そのまま相手にギフトパスになるシーンが多い。この試合ではヘッデイングでGKにパスしたはいいが、方向が悪くて危うくOGになるところだった。ファールスローとヘッデイングOGでは、今季の珍プレー集にノミネートされてしまう。

 

解説者が言っていたが、アーセナルは今季の中で前後半のパフォーマンスを比較すると、全チームの中で前半は4位。後半は16位だそうだ。つまり先制点でリードできるが、追加点もなく後半崩れて逆転負けというパターン、あるいは追いつかれる試合が多いということになる。

 

これは途中出場の選手の層なども関連してくるのだろう。アーセナルが第2グループから抜け出してリバプールなどのトップ集団に追いつくには、富安がシーズンで5ゴールくらい上げられれば実現できるかも知れない。

 

それにしてもこの試合でラカゼットがPKはずして、これでアーセナルは今季3連続PKはずしになるそうだ。