サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

久保の股抜きゴールとセルティックからの日本人選手へのオファー

2021-12-05 14:11:55 | 日記

今朝のAマドリード対マジョルカはなかなか面白かった。久保の後半ATでのカウンターからのドリブル、股抜きゴールは圧巻。シュート直前でちょっと焦って動きがぎこちなかったが、それでもあそこしかないというGKの股を抜くシュートはまさに芸術弾。ああもうまく決まると実に気持ちいい。これで先発起用されるかどうかは分からないが、久保の出番は多くなってくるだろう。

 

今季をマジョルカでそこそこ活躍できるとして、久保の来季はどうなるのだろうか。ラリーガをぶっちぎりで独走するレアルマドリードに復帰できたとしても出番はほぼない。出番どころかベンチ入りも難しいだろう。またどこかに1年単位でレンタル移籍になるのでは。もったいない。久保にはWC予選の残り4試合に頑張って出て欲しい。

 

セルティックからのオファーが具体的になってきたようだ。それが前田、旗手、井手口の3人同時というから驚いた。ただし今季のJ1得点王の前田に移籍金がたったの200万ユーロ(2億6千万円)という雀の涙である。桁がひとつ間違っていないか。

 

それにいくらポステコが日本人選手を熟知しているからと言っても、3人同時に獲得すれば古橋を含めて日本人選手が4人になる。まるでシントトロイデンである。旗手と前田は通用すると思うが、井手口は難しいだろう。

 

どうしてポステコは井手口にオファーを出したかといえば、2017年6月のWC予選の日本対オーストラリアで井手口はカットインシュートを決めた。あの時のオーストラリア代表監督はポステコだったのだ。あおの井手口のゴールが鮮明にポステコの記憶に残っているのだろう。

 

井手口はリーズに移籍してスペインへのレンタル、リーズでビエルサに干されて移籍は失敗。あの後は代表に呼ばれていない。はっきり言えば過去の選手である。それがどうしてセルティックからのオファーなんだろうか。このオファーはどうにも理解できない。

 

3人の日本人選手を同時に獲得するのは、噂されるように古橋がEPLのクラブに移籍するのかも知れない。不思議なことは、EPLのクラブへの移籍の際にいつもイギリスの労働ビザがネックになるが、スコットランドリーグのクラブへの移籍は問題ないのだろうか。さほど代表歴が多くない古橋もすんなりと移籍できた。

 

食野は2019年に21才の時にマンCITYに移籍して、即スコットランドリーグのハーツにレンタルに出された。イングランドとスコットランドではビザの要件が違うのだろうか。

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芸術的な股抜きゴール。