2019年はJ1にいたのに、2020,2021年をJ2で過ごし、来季はJ3になってしまった松本山雅。わずか2年でJ2卒業である。これはひどい。その原因を探ってみよう。
最大の原因は選手と監督がころころ変わること。予算の都合もあるのだろうがいい選手を放出して代わりにレベルの低い選手を頭数でそろえる。弱いチームの典型である。特に2021年はシーズン前に27名が退団して24名が新規に加入。これでは新しくクラブを創るのと同じだ。
監督は2020年は布監督から柴田監督へ交代。2021年は柴田監督から名波監督に交代。名波だけの責任ではないだろうが、磐田、松本山雅と連続して降格させてしまうという降格請負人になってしまった。
観客動員数はJ2でも15000-19000人はあったのに、コロナ禍のせいで2020年は7千人台に激減。これで財政が悪化して補強に使える金も激減。悪循環もいいところである。
これで来季はJ3にいるAC長野との信州ダービーが実現してしまった。ああ、情けなや。