12月３日の記事で名古屋のフィッカデンティ監督が続投と出ていた。ルヴァンカップ優勝後にトヨタの章男ちゃんに挨拶に行き、来季以降の全面的なサポートを確約されたとあったので、フィッカデンティ監督の長期政権が確定したのかと思っていた。まあオーナー企業がフルサポートするのは当然ではある。豊田スタジアムで試合があるときは、トヨタ本社からバスも出ているし、まさにグランパスはイコール、トヨタである。
条件面でもめているのだろうから、後任に長谷川健太と名前までリークしている。これは監督交代で間違いないのだろう。しかしそれがどうして長谷川健太なんだろうか。監督としての功績はガンバ大阪時代のみ。たしかに２０１４年の三冠は素晴らしい。通算で天皇杯優勝２回、FC東京でルヴァンカップ優勝１回。カップ戦に強いというイメージだ。
しかし厳しい言い方をすれば清水、G大阪、FC東京と３クラブ、J1通算１３シーズンでリーグ優勝は１回のみ。FC東京では６位、２位、６位、9位とぱっとしない。特に今季は9月の35節のマリノス戦での０－８での大敗もあり辞任。
森保監督の後任の日本人監督としてよく名前があがるが、就任して欲しくない無能な監督として不人気でもある。長谷川健太を引っ張りだすのであれば片野坂さんがいいと思うがすでにG大阪に取られてしまった。本当はフロンターレの鬼木さんがベストだろうが、まさか優勝監督を引っこ抜くわけにもいかない。
断言してもいい。名古屋は長谷川健太では来季の優勝どころか、ACL圏内にも入れないでしょう。
現役時代はもっとスマートだった長谷川健太。