サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

突然増え始めたシドニーのコロナ感染

2021-12-18 09:32:49 | 日記

シドニーのあるNSW州では9月6日に過去最多の1500人の新規感染者が出たが、ワクチン接種が拡大して10月中旬からロックダウンを緩和。そこから徐々に感染者が落ち着きだして、12月に入ると毎日の感染者数は100-200人、ワクチン接種率も95%までアップ。しかしここからが下がらなかった。

 

オミクロン変異株が入り始めて、12月10日あたりから急激に新規感染者が毎日倍々で増加。ついにて12月16日は2200人の過去最多を記録。連邦政府の保健当局の予測では全国で1月下旬には最大25000人まで増加するとされている。ただし感染者の大部分はシドニーのあるNSW州とメルボルンのあるVIC州だけ。他の州はせいぜい10人くらいである。

どうしてシドニーとメルボルンだけ毎日千人以上の新規感染者が出るのか不思議だが、それでも両州ともロックダウンを再び導入することはないようだ。メルボルンではインドアの施設ではマスク着用の義務程度である。シドニーではマスク着用義務は、公共交通機関、インドアの医療、介護施設くらいである。これだけ感染者が拡大しているのだからもっと厳しくしてもいいと思うが、そういう動きもない。

今週ニューキャッスルというシドニーの北部、車で2時間にある地方都市でクラスターが発生。クラブで1日に200人も感染者が出て、この施設だけで500人以上も出ている。ロックダウン中ならば営業できなかったクラブでクラスターが発生したということは、少なくともこの施設が閉鎖されていれば感染は出なかったことになる。

 

2週間くらい前にスコモー連邦政府首相から手紙が来て、3回目のワクチン接種を早く予約してくださいと書いてあった。この首相からの手紙は各世帯の郵便受けに入って来て、全国民宛てに届いたのだろう。

 

2回目までのワクチン接種が95%以上になっても、感染は拡大している。ワクチンってやっぱり効果が薄れていって、今後半年ごとに接種しなければいけないのだろう。利益を上げるのは製薬会社だけだね。

 

シドニーのPCR検査はドライブスルーがメインなので、やたらと時間がかかる。