ジョージ・スタモリースは１９９９年生まれで現在２１才のFWである。良心がギリシアからの移民でスタモリースはメルボルン生まれで国籍はギリシアとオーストラリアの二重国籍である。メルボルンはギリシア本土以外で世界中で最もギリシア人の多く住む都市である。
ジョージはサウス・メルボルンというヴィクトリア州リーグのクラブのユースで育ち、２０１７年にギリシアのパナシナイコスに移籍、U-19で２年間在籍。２０１９年8月にラリーガのレガネスに２年契約で移籍した。レガネスではまだトップチームでのプレーはなく、２００１年からオサスナとアラベスでプレーしたジョン・アロイーシ以来のラリーガでのオージーFW選手デビューを目指している。
ジョージは２０才でレガネスに加入。ギリシアからラリーガへの移籍だからステップアップであることは間違いない。しかしもう２１才でいつまでもユースチームで修行している年齢ではない。１９才でも２０才でもトップチームで活躍している選手はゴロゴロいる。
ジョージは身長が１７６ｃｍとオージーのサッカー選手としては小柄なほうだ。ほとんど名前が売れていない選手だからTransfermarktには移籍金情報が出ていないし、ユーチューブでも彼の動画は出てこない。ちょっとさみしいね。
こういう若手の選手、たとえば鹿島からバルサBに行った安部のような選手が今後どういうステップアップができるのかは楽しみだが、いくらラリーガのクラブに加入できてもユースでそのまま埋もれてしまう選手が多いことは容易に想像できる。頑張れジョージ！