サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL第3節、広島対大邱 2-0、蔚山現代対川崎F 1-0

2019-04-10 22:54:05 | 日記
Jリーグでの好調を維持しているためか、メンバーを落としても広島はボールへの寄せが早く動きもよかった。前半に2点リードしてそのまま2-0で快勝。後半26分に途中出場した皆川がイエロー2枚で退場という失態をおかした。あの退場が原因で追いつかれるか逆転負けでもしていたら目もあてられない。


このグループはこれで広島、大邱、広州恒大が勝ち点6で並んだ。本田のメルボルン・ヴィクトリーは3連敗でほぼ敗退。メルボルン・ヴィクトリーは本当にACLに弱い。


川崎Fはアウエーで蔚山現代と対戦。中村憲剛を外してレアンドロ・デミアン、カイオセザール、マギーニョのブラジル人が先発。川崎は攻めているようでPA内にボールを運べない。レアンドロ・デミアンをポストで使っているのだが、ポストからのボールが味方に渡らないので、役に立っていない。それに真ん中にデンと構えるタイプだから、動きも少ない。


マギーニョは1対1に弱く、右サイドからいいボールが上がらない。カイオセザールはボールロストは多い。この3人は本当に役に立たない。攻めあぐねて0-0ドローかと思ったが、後半ATに一瞬のすきを突かれて失点して敗戦。何とも後味の悪い負け方である。


川崎は第1節でも上海上港に似たような展開で負けている。これでホームで勝ち点3、アウエーで連敗だから、残り3試合のうち2試合がホームであることだけが望みか。その2試合で連勝するとしても勝ち点は最大9にしかならない。上海上港が勝ち点4だから川崎との2位争いになるが、川崎が3連勝できれば勝ち点12、上海上港は川崎に負けて残り2試合を勝っても勝ち点は最大10。


つまり川崎は自力で2位になるためには残り3節を3連勝する必要がある。今日の試合は勝てなくても勝ち点1を拾うことが必須だったわけでかなり苦しくなった。