サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

J1第8節 浦和対神戸 1-0

2019-04-20 17:11:22 | 日記
監督が交代して心機一転まき直しとなるか、何も変わらないかの神戸の試合は1-0で浦和が勝った。浦和は相手のミスでPKをもらい先制。浦和の守備は固いが攻撃に迫力がなく神戸にも勝つチャンスはあるように思えたが、神戸の攻撃もイマイチだった。


イニエスタが欠場しても神戸は60-70%くらいボールを保持して回していく。イニエスタがいない分、ポドルスキーが中盤までおりてボールを散らすが、そうすると本来ポドルスキーがいるところが空いてしまう。


時折、古橋がいいスプリントをみせるのだが、クロスを上げても真ん中にウエリントンがいない。フォーメーションは4-2-3-1。1トップにウエリントン、トップ下というかセカンドストライカーに小川、右にポドルスキー、左に古橋。ポドルスキーと古橋からいいボールが出るが、ウエリントンと小川の動きが悪い。


この試合の後に名古屋対磐田を見たが、名古屋の場合はジョーを1トップにして周囲の選手はとにかくジョーにボールを集めるという戦術である。ジョーはポストもうまく、攻撃はジョーを中心に回している。


これに対して神戸の場合は、トップであるウエリントン(本来はヴィジャだろうが)は中心でなく、クロス、パスを配給するポドルスキー、イニエスタが中心である。つまりフィニッシュすべき選手がいないのである。ウエリントンはフィジカルも強く空中戦も強いが、ジョーと比べるとレベルが落ちる。


フィニッシュするべき選手がフィニッシュできるようなならない限り、神戸の攻撃はいまのままだろう。