サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

浅野拓磨

2019-04-05 10:34:45 | 日記
浅野はハノーファーから追い出されるようだ。さもありなんである。そもそも浅野がヨーロッパのどんなリーグであれ、通用するとは最初から思えなかった。浅野は瞬間的に目立つ活躍をすることがあるが、それを継続できない。浅野のキャリアを追ってみよう。


2013~2016年 広島ではほとんどが途中出場。2015年4月にリーグ戦初ゴールで広島でのゴールは13ゴールのみ。途中出場ではまあまあかも知れない。しかし毎試合先発する主力ではなかった。


2016年2月のリオ五輪アジア予選の韓国との決勝戦で活躍。これも後半途中出場だったがなんと2ゴールで逆転勝ちに貢献。この活躍がいけなかった。


2016年7月にアーセナルに完全移籍。契約は2020年6月までの4年契約。アーセナルは気が狂ったとしか思えなかった。イギリスの労働ビザが取れないので他の地味なクラブへのレンタルというお決まりのコースで、当時ブンデス2部のシュトゥットガルトに加入。1年ローン契約だったが、さらに1年延長されて2シーズン在籍して39試合出場して5ゴール。


2018年5月にハノーファーにレンタル移籍。今季はここまで13試合出場(先発9試合)でゴールなし。最下位に沈むハノーファーといえども9試合も先発してゴールなしは情けない。ハノーファーはレンタルの延長を拒否するようでアーセナルに戻ることになる。しかし契約が残り1年の時点ではさらなるレンタルはできないと報道されている。


アーセナルに戻るとしても問題はイギリスのビザが取れるかどうか。このようなケースを想定して契約がどうなっているかにもよるだろうが、買い取り金なしでハノーファーにレンタル延長してもらえるように交渉するのではないだろうか。バナナのたたき売りと同じである。


アーセナルは浅野を獲得する際に4億5千万円の移籍金を払ったとされていて、レンタル先からのレンタル料を取っていたとしても大金をどぶに捨てたことになる。