サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ACL第3節、慶南対鹿島 2-3、浦和対全北現代 0-1

2019-04-09 22:22:39 | 日記
ACLの第3節、火曜日の試合は鹿島がアウエーで勝ち、勝ち点7に伸ばした。鹿島はこれでほぼ1次リーグ突破だろう。レオ・シルバ、伊藤翔、レアンドロを外して金森などが先発。いわば1.5軍のようなものだったが、相手の慶南も戦力的には似たようなものだった。


前半を0-0で折り返したが、鹿島は後半26分までに2失点。普通ならばこれで終わりだが、30分にOGで1点差に詰め寄った。しかし39分にCBの犬飼が2枚目のカードで退場。これで万事休すだと思ったが、何と後半ATに2ゴールあげて2-3で大逆転勝ち。


鹿島はアウエーで勝ち点3をもぎ取り、相手が弱かったのか、さすがACL覇者とでもいうべきか、とにかく1次リーグ突破に大きく前進した。


対照的なのは浦和である。強敵全北現代をホームに迎えMUST WINゲームだったが、なんと0-1で敗戦。このグループは浦和、全北現代、ブリーラムの3つ巴だし、ブリーラムはホームで全北現代に勝っているので今日の試合は絶対に勝ち点3が必要だった。


ACLはホームで勝ち点3、アウエーで勝ち点1を取れれば1次リーグ突破はたやすいはず。その鉄則からしてホームで負けたチームは盛り返すために最低でもアウエーゲームで勝ち点3が必要である。浦和は第2節で北京国安にアウエーで勝ち点1を取っているので、残りのアウエーゲームの全北現代、ブリーラムのどちらかに勝つ必要がある。


しかし両チームともホームでは強いので浦和が勝てるとは思えない。つまり今日の敗戦が致命傷となり浦和は1次リーグ敗退する可能性が大である。


広島はACLを軽視してくるし、川崎Fは絶不調であるから両チームともACLを勝ち抜けるとは思えない。従って今季のACLで1次リーグ突破できるのは鹿島だけになるというのが筆者の予想である。