J1第6節 松本対神戸 ２－１

上位につけるにはイージーな相手だったはずが神戸は松本に返り討ちにあった。神戸の問題点は２つある。守備が不安定なこと、引いて守る相手を崩せないことである。


守備の不安定さはSBとGKにある。SBは西はまあまあだと思うが初瀬は先発からはずしたほうがいい。初瀬の守備が弱く神戸のDFラインの穴であることは明確。GKは外国人枠の影響で前川を使いざるをえないが、昨季の後半はいいGKだと思ったが今季は不安定さが目立つ。この試合の２失点もキム・スンギュだったら防げていたかも知れない。


攻撃はポゼッションはいつも高いがバイタルエリアまで行けず、DFブロックの外でボールを回しているだけ。ポドルスキーがいないこの試合ではましになるかと思ったが、そんなこともなかった。


セルジオは高額投資を続ける神戸には結果を出してもらいたいと言っているが、神戸はうまくいかない。首位との勝ち点差はまだ４だからまだまだこれからだし、ここまでの各チームはつぶし合いが多く早くも混戦模様である。


これだけ金をかけても強くなれないのだからチーム作りは難しい。