サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

密集の堂安 

2019-04-21 19:14:22 | 日記
今節のフローニンゲン対アヤックスのハイライトだけだが、堂安のプレーをみてやっぱり堂安は密集に強いと思った。さほどスピードがあるタイプではないが、小柄だが突破できるフィジカルもある。これは突破力、推進力と表現できるかどうかは分からない。


推進力のあるウインガーはクアドラードのような選手をまずイメージする。FWの選手はそもそも真ん中にいるし、ウイングと動きが違う。また2トップの場合のFWも動きが違う。フローニンゲンは堂安を右サイドに置くが、堂安は相手のDFをぶっちぎりでかわすという動きではなく、ワンツーを使ったりフェイントで相手をだましていくタイプである。


堂安の密集プレーで一番鮮烈に覚えているのがU-20WCのイタリア戦のゴールである。相手のDFを4人かわして弱めのシュートだったが、ボールがなんとなくゴールに入った。密集を抜け出してのゴールである。


強烈にヒットする豪快なシュートではなく、DFを前に置いてフェイントをかけて動きを加速していく。豪快さはないが玄人好みの動きである。クラブでは昨年の12月以降13試合連続でゴールがなくスランプのように言われているが、アジアカップで1か月もいなかったし、冬の中断期に休息を取れなかった。


他のチームからのマークもきつくなり、昨季よりは活躍できていないので今オフでのステップアップのオファーは来ないかもしれない。残り試合が正念場である。