サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

シュポ=モティング

2019-04-08 14:58:44 | 日記
PSGのシュポ=モティングが珍しいプレーを見せてくれた。まさにサッカー史上最悪のミスという形容にふさわしい。リーグアンのPSG対ストラスブール、これに勝てば早くもリーグ優勝がきまるという試合である。


シュポ=モティングは今季トウヘル監督の引きでPSGに加入。トウヘルとはマインツ時代に一緒だった。17試合に出場して先発は5試合、スーパースターの多いPSGではバックアッパーである。


先制ゴールをあげたまではよかったが、同点に追いつかれた直後の前半28分に味方の選手のグランダーの弱めのシュートをゴールライン上で止めてしまい、その結果ボールは横に転がってしまった。シュポ=モティングが触らなければボールはゴールインしており、どうしてボールを止めたのか誰も理解できない。


この試合でベンチスタートだったムバッペはその瞬間何が起きているのか理解できないという表情を見せた。味方のシュートが弱かったのでボールをゴールに押し込もうとしていたのだろう。それ以外にわざわざボールに触る理由がない。シュポ=モティングのコメントがどこにも出ていないので本人にぜひ確認してみたい。DFの選手のオウンゴールはあるが、FWのオウンセーブは初めてみた。


シュポ=モティングはカメルーン代表だったが、もともとはハンブルグ出身である。ハンブルグ、ニュルンベルク(レンタル)、マインツ、マインツ、シャルケ、ストーク、PSGと渡り歩いてきた。マインツ時代は岡崎といっしょだったので、マインツのプロモーションビデオに二人で映っているのをみたことがある。


カメルーン代表として2010年南アWCで日本戦、オランダ戦に先発していた。2017/2018のストーク時代には30試合で5ゴールあげている。3年契約だったのでPSGでバックアッパーをするよりはストークにいたほうがいいように思えたが、年俸がPSGのほうがよかったのだろう。


このサッカー史上最悪のミスで今季の残り試合での出場はないように思えるが、CLも敗退しているし残り7節で2位と勝ち点20も差があり、残り試合はすべて消化試合のようなものだ。PSGの選手はどうやってモチベーションを維持していくのだろうか。