サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

久保建英のカテゴリー

2019-04-12 21:11:16 | 日記
我らが久保君の代表カテゴリーをどうすべきかという話題がよく出てくる。本人の意向が出てこないのではっきりしないが、各カテゴリーを重複させて疲弊させないということはJFAで認識されているだろう。各カテゴリーとはU-20,U-23,A代表のことである。まだ呼ばれたこともないA代表を意識しても無意味かも知れないが、森安監督がコッパアメリカに呼べばA代表デビューとなる。


比較することは無理があるかも知れないが、若手の選手のカテゴリー掛け持ちということではデルピエロを思い出す。1974年生まれのデルピエロは1993/1994シーズンからユーべに加入。1年目からユーべのリーグ優勝に貢献。まだ20才の若造だった。


代表では活躍したことがないが、1994年にU-21に選ばれてA代表デビューは1995年。1996年のアトランタ五輪に呼ばれたいかどうかという質問にA代表に専念したいと答えていた。この当時すでにユーべのスターだったわけだから、五輪代表なんてどうでもよかったのだろう。


仮に久保君が6月のコッパアメリカに呼ばれれば、5月下旬からのU-20、6月のコッパアメリカと連荘になってしまう。これは到底無理。どちらかに出るとしても2020年1月にはAFCのU-23選手権もある。オフもなくなるので忙しすぎる。


久保君のことを考えればU-20はもう卒業して、U-23に専念すべきだろう。U-23ということで言えば、すでにA代表に呼ばれている堂安、富安などはU-23は卒業すべきだ。来年の東京五輪は7月下旬からだから所属クラブの合宿、シーズン序盤に引っ掛かる。


五輪サッカーなんて若手の発掘、育成に利用すればいいのであって、すでにA代表に定着している選手を呼ぶのは愚の骨頂である。