赤鯱にこんがらがって

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天皇杯2回戦 名古屋1-1(PK7-6)奈良クラブ

2018年06月29日 | 名古屋グランパス

 当日の入場者数2,214人・・・
 
 
 
 
 6日の試合で行われたPK戦において担当した主審によるルール適用ミスが発覚、さらにその後そもそも当該選手のキックに問題がなかったというオチまでつくなかで決まったペナルティーエリアからのキック(PK方式)やり直し。勝敗はともかく、いちサッカーファンとしてこの前代未聞の一戦を見逃すわけにはいかないはず・・・ということで、私も冥土の土産のためにと?仕事の合間をぬって瑞穂に参戦してまいりました。

 観客にはメインスタンドのみを解放し粛々と行われたPK戦は、両チーム2人目が失敗しそのままサドンデスに突入するも7人目であっさり決着。この間、スタジアムの開場からおよそ75分というあっけなさでした。当然のことながら勝った名古屋の選手達に笑顔は無く皆複雑な表情。そんな選手の姿を見るにつけ、私も諸手を挙げて喜ぶ気にはとてもなれませんでした。

 そして、それよりもさらに複雑かつ無念だったと思われるのが最終的に内容で勝って結果で負けたかっこうとなった奈良クラブの選手やスタッフ、ファン、サポーターの皆さんでございます。6日の試合の内容を鑑みれば3回戦に進出するのに相応しい戦いを見せたチームは間違いなく奈良クラブだったわけで、そんなこともあってこの日はそんな事実をよく分かっている多くのグラサポからも惜しみない拍手が送られておりました。

 それにしても昨年の雷雨による中止及び再試合といい、今回のこの一件といい、名古屋にとっての天皇杯はアップセットの提供以外にも何かしらのハプニングがつきまとうようになっている印象です。来月11日の3回戦の相手である広島とは今シーズン3回目の顔合わせとなりますが、とにかくまずは何事も無く(できれば90分間で)試合が終わるよう願いたいものでございます・・・。


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