両チーム共に前半を無得点で終えた際は豊スタの再現が頭をよぎり、0-0のまま後半終盤に入った時には徳島へのホーム初勝利献上さえ覚悟した私。決勝点となる田鍋のリーグ戦初ゴールが決まったのはアディショナルタイムも気になり始める78分のこと。直後にダニの直接FKでダメを押すことになったものの、薄氷を踏む思いの勝利となりました。
いくら降格のプレッシャーから解放され戦い難い相手だったとはいえ、リーグ最下位の相手に手を焼くだけでなく、2枚のイエローカードをもらい、闘莉王を一列上げる強硬策まで発動しないと試合を決められない青息吐息の内容が今の名古屋の状況を端的に物語っております。
難しいと思っていた?勝ち点40の達成をめでたく一試合でクリアするも、累積警告にリーチのかかっていた泰士とダニの2人が次節出場停止となりました。来シーズンのチーム構想にかかわる情報も聞かれ始めるなか、今年の名古屋は最後までどこかちぐはぐ気味で波に乗れないまま終わりそうでございます・・・。