赤鯱にこんがらがって

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4カ国対抗戦 対ボツワナ戦

2007年08月06日 | 日本代表

 後半開始早々にミスから失点。これが決勝点となり0-1で敗戦、今大会日本は3位に終わった。尚、日本が敗れ優勝を確信したであろう中国は北朝鮮に破れるという情けないオチで2位、大会ノーマークだった?ボツワナが優勝という予想外な結果に終わった。

 中1日で3試合という日程や、圧倒的不利な状況を差し引いても乏しい試合内容だった。前半こそチャンスは作ったが決めきれず、後半も決定力不足を露呈。反町監督の「選手の気持ちがグラウンドに降りていなかった」というコメントの通り、確かに選手達から戦う気持ちはあまり感じられなかった。ハーフタイムに10分間で結果を出せなければ代えると言われたらしいが、失点が重なったせいで選手達にはかえって焦りが生まれてしまったかもしれない。

 相変わらずこのチームには精神的なリーダーが不在で、試合中に声を掛け合うシーンも少ない。選手達は淡白でどこか醒めたような印象を受けるが、それはこの試合に限ったことではなく、以前から感じていることでもあった。試合後には初招集された青山隼に「もっとチームがまとまらないと」とダメ出し?をされてしまったU-22日本代表。今回はレギュラークラスの多くが不在だったとはいえ、2週間後に始まる最終予選で必ず訪れるであろう「追い詰められた状況」に置かれた時のこのチームが心配だ。


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