当日の入場者数11,251人・・・
青空も見えるなか試合開始1時間前あたりから雨が降りだした時は水曜日の一件がふと頭をよぎりましたが、今回はキックオフ時にはすっかり上がってなんとか雨中観戦及び試合中断を免れることができました。
互いに天皇杯から中3日で連敗ストップがかかったこの一戦は立上がりから山形に主導権を握られる苦しい展開。先発した飛翔のミスキック連発(ファインセーブも有り)が象徴するように、この日もまた選手達から自信が全く感じられず戸惑いながら戦っているような印象でチームにはドタバタ感が漂うばかり。当然のようにシュートはもちろんそのチャンスさえ作れないなかで奇跡的に訪れた?決定機をものにした押谷のリーグ戦初ゴールがそのまま決勝点に。
結果こそ長崎戦に続くクリーンシートも試合内容から得たものは少なく、長崎戦と同様、いや、それ以上に相手の拙攻に助けられての連敗ストップとなりましたが、中位争いが精一杯というチームの現状を考えればそれも当然のこと。つべこべ言わず薄氷を踏む思いで手にした勝利を素直に喜び、この試合を最後に新潟へ旅立つ“名古屋の13番”を気持ちよく送り出すことができたことに感謝したいと思います。
それにしても選手の流出が止まらない名古屋・・・シャルレス、大武、イソに続いて高橋も湘南への期限付き移籍が決まったとのこと。開幕前だけでなくシーズン中も草刈り場になってしまう降格の悲哀を今さらながら実感しております。他にも一部情報ではコバショーの名前もあがっているようですが、この流れでいくと今後は旭や武田、田鍋あたりもターゲットになってくるのかもしれません・・・。