当日の入場者数14,825人・・・
自身のサッカーを忠実に体現するも攻撃はサイドからエース・豊田を狙うばかりでそれほど怖さが感じられない鳥栖に対して、それなりにフィニッシュまでの形は作るもゴールが遠く手詰まり感が漂う名古屋・・・。お互いにそれぞれ抱える課題が露呈するだけの試合展開に、後ろ向きな私としては「スコアレスドローもいたしかたなし」で納得しようと思っていたそんな矢先のロスタイムでの失点でした。
思い起こせば昨年の今頃も5連敗を喫するなど黒星が先行し苦境にあえいでいたわけですが、あの時はまだ“速攻”という打開策を見つける前の話。既に“3バック”で手応えを得ながら(主に攻撃面での)更なる上積みが出来ない今の方がもしかしたら事態は深刻なのかもしれません。救いをあげるとすれば今回の失点もまた単純なミスからによるもので、3バックの守備そのものは機能している点でしょうか。
勝利から遠ざかっているチームを相手にしなくてもいい“優しさ”を3試合続けて発揮したあげく自身はノーゴールで3連敗。そんな状況を自嘲し嘆く間もなく水曜日には敵地でのカップ戦、連敗というトンネルに入ってしまった名古屋の試練は続きます・・・。