赤鯱にこんがらがって

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指宿キャンプ終了

2007年02月10日 | 名古屋グランパス

 昨年の怪我人が続出したことを考えれば、ほぼ順調に終わったといえる指宿キャンプだった。故障による離脱者は鴨川と橋本のみ。大森とスピラールは結局練習試合への出場はなかったものの、通常メニューには参加しているようだ。最終日の練習で中村と杉本が別メニューだったそうだが、こちらも週明けからは合流できるとのことなので一安心。また、ユース昇格の若い4人が故障もなく、ここまできているのも頼もしい限り。

 開幕までの最大の目標である戦術のバリエーションを増やすという点については、練習試合の柏戦でその片鱗を見せてくれたようだが、成果が出るのはもう少し先なのかもしれない。若手、新人選手が出場した鳥栖戦では、戦術の理解度や連携の不足が露呈したように、まだそれなりの時間が必要のようだ。選手層の薄さが少々気になるだけに、できれば開幕までに1人でも多く即戦力として使える選手が出てきてほしい。

 早いもので?開幕まであと3週間程。昨年の野戦病院のようなキャンプが強く印象に残っているせいか、怪我人が少ないことだけに安心しがちだが、今後はそれだけでなく選手とチームの成長に注目したいと思う。


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